Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Vigne Francaise

本日のお昼間もジムに。最近はiPadをフルに活用すべくマシンバイクを漕ぐ時間帯でも動画を含めた音楽のアプリからのダウンロードで安価に懐かしい曲を。そして、何気なく安価なヘッドホンを仕様していたのですが忘れておりました以前購入して僅かな期間しか仕様しなかったBOSEの少しだけ高価なヘッドホンの存在を。確かに気のせいかもしれませんが大音量で汗だくになる際でも素晴らしい音質に。気になるのは、何度も耳に付け直さないと外れかけてしまうことかな・・・・。
で昨夜の本当に何時もながら甘えすぎてしまいましたがの極上は
・Blanc Fume de Pouilly Asteroide’02 Didier Dagueneau
・Opus One’96 Mondavi & Baron Philippe
前半から紫煙をあげる若い顧客の男性陣がおられる中、昨夜どうやらお電話がつながらなかった?そんな久々の顧客がお越しいただけ。
何時もながらのボランジェからのスタートでしたが、”飲みたい?”とのことでしたので当然ながらの返答で。
白のリクエストでしたので、幾つかのボトルの中にこの白ワインの最高峰のひとつを。もちろん最も上位に位置するのはやはりブルゴーニュの禿山なのは異論はないのですが価格やその希少性からもこのロワールの逸品は特別な立ち位置に。
ただ、お恥ずかしながら僕自身もこのアステロイドは初めてのテイスティングになるのですが、飲んでみたい!との思いに応えていただけるのも心から。
”ヴィーニュ・フランセーズ”この記載が裏ラベルになされるのですが自根のソーヴィニヨン・ブランになるのですね。異常に重厚なボトルに包まれたこの故ダギュノーの’02は、香りの華やかさは流石の別次元で約10年の熟成で酸も非常に滑らかに。優雅な余韻は高級ワインのそれですが、如何せん高額すぎる・・・・・。
赤への流れで、カベルネ・ソーヴィニヨンのご指定でしたので最終的にはカリフォルニアの交響曲1番を。’96は今正に飲みごろの力と果実のバランスが非常に優雅だ。こちらのムッシュ紫煙をあげる久々の晩でしたが、今宵もソムリエ冥利に尽きるまた経験値を上げる素晴らしき機会を与えていただけ光栄です。
そして深夜には、同業者の若いソムリエさんが。律儀にも少し遅れた誕生日プレゼントをいただけ。長い晩にもなりましたが、オリジナルで刻まれた刻印のあるジッポーを。大切に使わせていただきます。有難うございます。
                 Sommelier R.Imamura