Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’93’73

休日は長男が日清カップなる陸上の小学生の大会に。まま、参加費さえ払えば誰でも参加させていただけるようで彼はソフトボール投げなる競技に参加させていただき。ですが、西京極の競技場のど真ん中で遠投する彼の姿にはお恥ずかしながら気がつかず・・・・・。朝9:00に出かけたのですが、競技場のガレージも完全にキャパオーバーで近隣のパーキングも”満”の一点張りで随分探して10分くらい歩いてスタジアムに。考えが甘かったな・・・・・。
で先週末の土曜のドクターは
・Pommard’73 Jean Michelot
・Chateau Montrose’93 St Estephe
久々のお電話でしたが、特徴の有られる電話口のお声に思わずご無沙汰ぶりと言う表現に。もう、祇園町でも中々の長いお付き合いになりますが それ以上に古い顧客になられるお店も沢山あられるでしょうが。
お食事は何時もながら軽めの前菜を幾つかお持ちする形ですが、どうしても赤ワインが選択されると赤い色目の食材の使用が多くなってしまいます。パルマ産の生ハムやラズベリーなどのフレッシュ・フルーツ、鴨のパストラミなど肉系の食材が並びますがこれもまた否めないことかと。
今月は敢えて’73の使用が続きますが、このジャン・ミショロもまた’73を。リコルク物ではありますが、彼の’70年代の蔵出しは非常に淡く洗練された果実味が鮮明でやはり印象はよろしく。
やや、僅かにワインが足りない。そんな時にはやはりハーフボトルの存在が大切かと。グラスで無難に仕上げることも可能なのですが、ブルゴーニュの’73の後に後味は大切かと。ヴィンテージには20年の差がありますが、気が付けば’93も20年の時を経て熟成しております。パワフルなサンテステフですが、ハーフですので飲み口も柔らかく やや早めの熟成です。ほろ苦いボルドーのフィネスかな。
               Sommelier R.Imamura