Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’93’92’76’73’73

本日のお昼間は、ゆっくりと。月末に入ってきましたので銀行には伺いましたが、銀行では中々お釣りの新札をいただけないな。ですので、僕は向かいの郵便局で何時もいただくのですが何時も月末になるとダイレクトメールの準備を問われます。まま、両替はただでお願いする代わりに月に1度は投函代に¥40、000−くらいはご利用させていただきます。
で昨夜のこちらも久々の顧客は
・Moet et Chandon Dry Imperial’73
・Kistler Chardonnay Mc Crea Vineyard’92 Sonoma Mountain
・Chateau Mouton Rothschild’73 Pauillac
・Volnay Les Angles’76 Henri Boillot
・De Venoge Grand Vins des Princes’93
こちらの東京からの顧客も半年ぶりのお越しでした。昨年のスパンから考えるとやや間が空かれた印象ですが、ままこのくらいでも当たり前かもしれません。
今宵は何時ものお連れの料理人さんは、ご一緒ではありませんでしたが流石に変わられず3本の極上を。
ジャック・セロスに傾倒されるシャンパーニュのお好みですが、ままそれは他所でもお楽しみいただけるでしょうし。モエ・シャンドンの印象を変わっていただけるのも期待しながらもの’73のモエ・ドライ・インペリアル。淡く儚い泡の残る綺麗に熟れた蜂蜜はこれもまた素晴らしいヴィンテージ’73かと。
赤の選択の間に白も。マーカッシンのお好みですが、それでは完全にコスト・オーバーかと・・・・。キスラーでもこの’92のマックレアでしたら何時ものキスラーとは変わりますでしょう!近年のカリフォルニア・シャルドネは繊細さを目指しているようですが、この豊満なスタイルから熟成して柔らかくなったシャルドネが意味があるものかと。
そして〆は’73のムートン・ロートシルト、久々に今月は扱う機会がいただけたことは非常に有り難く。五大シャトーに昇格したピカソは、コルクの状態も良好でピークは過ぎた味わいかとも思われますがボルドーらしからぬ淡く透明感のあるポイヤックも珠にはよろしいのでは。
こちらも少しだけ間は空かれたような気もいたしますが、今宵も2本を。’76のアンリ・ヴォワイヨ、これはまた素晴らしく澄み切ったピノ・ノワール。正に伸びやかな甘味で熟れた酸の味わいもまた心地良く。このヴォルネイ・アングレはお勧めです。後2本ですが・・・・・。
〆はやはりシャンパーニュ、僕もかなり酔いも回り始めておりましたが飲めと言われて飲まないわけには!気が付けばこのド・ヴィノージュも6本ありましたが、早くも残すところ3本に。珍しいデキャンタ状のボトルですが、そろそろゆっくりとお勧めしないと・・・・・。やや、若い酸ですがコクのあるプレステージ 週頭から大分肝臓は疲弊したかな・・・・・・。

         Sommelier R.Imamura