Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

カリフォルニアとブルゴーニュ

本日のお昼間の強風は、一体・・・・・。我が家の被害は、少しだけなのですが玄関の鉢植えが数個倒れてしまい。オリーブの鉢が2つとも倒れてしまい、1つの焼き物が割れてしまい。意外に高価なんだよな・・・・。また、接着剤で付けてみるか。もう1つは姫林檎の木が根から抜けてしまい。春の若葉が付いていたのに非常に残念です。
で昨夜の月曜以来の酔いどれは
・Pinot Noir’02 Flowers Sonoma Coast
・Pinot Noir’88 Chalone Vineyard
・Pommard’74 Jean Michelot
・Vosne Romanee’79 Louis Jado
・Gevrey Chambertin’83 Armand Rousseau
久々の週末に酔う次第でしたが、やはりこちらの方が充実感は。
前半からカリフォルニアの予感はありました。濃密な味わいの’05のセコイア・グローヴのシャルドネはトロピカル・フルーツの味わいを満載に。こちらもフロマージュに添える巣蜂蜜に誘われるように。
ご紹介いただいたお二人は、祇園町の兼ね合いに有難さも。普段はカレラを楽しまれるそうで、それならばのカリフォルニアのピノ・ノワールを2本。無難なフラワーズの噛みしめるようなジャムの味わいに掴みは安心感で。
2本目は少し冒険でもありますが、’88のシャローン。この辺りの熟成はブルゴーニュ・タッチにも感じられますが、カリフォルニアでもこの位の熟れた段階をお勧めしたい。
1月以来でしたね、少し貯蓄していただいた形のようですが今回は甘えさせていただきお勧めの’74のジャン・ミシュロを。ヴィンテージ相応と言ってしまえばそこまでですがこの’74はリコルクながらも中々の熟成感を見せてくれ。しなやかさが持ち味かな。
深夜に第二ラウンドでしたが、1本目はお勤めのお姉さんをお待ちする形に。ここの所リコルクものへの評価の賛否に今夜は2本ともオリジナルにて。
ジャドはここでも安心感の近づき易い豊満なヴォーヌ・ロマネ。’79もまた飲み頃かな。
〆は、お姉さんも合流され少し奮発するルソーの村名の熟成を。正に綺麗に肉付きを表現するジュヴレの教科書的な1本。今宵はどれも全て期待に叶う素晴らしいものばかりで。
4月は残すところ僅かになりますが、まだまだ頑張らねば!

                      Sommelier R.Imamura