Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

暇なのに入荷は豪勢だ!

本日のお昼間は、税理士さんとの久々の打ち合わせ。寝ぼけ眼で、作業を終わらせながらもシビアな数字のお話も。本当に今年2013年の前半戦はおみくじ通りには行きませんでした。苦戦続きの状況ですが、車の買い替えは負担はあるものの消費税の優遇はあるようですが・・・・・。
そんな鬱憤を晴らすべく、梅雨の晴れ間の夕方にトライアンフのエンジンを蹴り上げて。何時もの近所のコースを軽く流すのですが、一番アクセルを開けれる橋の袂で白バイが。おばさんのバイクが検挙されておりましたが、僕はセーフの運が悪い本日ではありませんで。何とか何とか初のゴールド・カードが欲しいのです。講習を直ぐに終わらせたいので!
で昨夜の閑散の晩は本当に難しい月曜の典型的な動きでしたが今夜もサッカーだしな・・・・。
ですので本日は暇なのに仕入れだけは豪勢です!
この夏場にかかる時期は正直仕入れは控えたいのが正直なところですが、全く買わない訳にはいかないので。そしてこの6月はインデントで検討していたアイテムの大量入荷がなされるのです。ですので必然的に7月のワインのお支払いは強烈です。何せ最近は通常オファーはもう中々お買い得なものは取りづらく、大量のリストが送られるインデントを吟味する忍耐力勝負の機会の方が僕にはチャンスが有るようですので。
先ずはシャンパーニュから、ボランジェのグラン・ダネ’83が。これが今回の一番若いヴィンテージのシャンパーニュと言うのも恐ろしいですがマグナムからはモエのシルバー・ジュビリー’77は年末の忘年会用に考えており。’74はクリスタル!これはあの方にお勧めしたい逸品です。’73はボランジェのRDを、この造り手も手持ちが減っていたので。ハーフからはゴッセの’59も。そしてマムの’53は今回もターゲットを吟味しながらです。
同じく’53ヴィンテージのボルドーは2級のコス・ディステュルネルで。こちらはネゴシアン・ボトルですが。
そしてブルゴーニュは’76のアンリ・ヴォワイヨのヴォルネイ・アングレ。’73からはクロ・ド・タール、こちらは懐かしい思い出の1本でもありますが。
そして大トリは、もう中々見かけないバローレ・コレクションから。’39ヴィンテージのポマール・リュジアンも。このバローレはアルサー・バローレと混同してしまう方もおられましょうが ややこしいもののヴィンテージは’66までのものが大半でエチケットの記載にも色々ですが このコレクション・デュと記載されるものは正に。 
まあ、ワイン・コレクターが嘗てのブルゴーニュはアペラシオンをごちゃ混ぜにして仕上げていたのを憂いて樽ごと仕入れボトリングをしていたもので。目利きも素晴らしかったようで中身の評価も高いものが多く。
ただただ、どうやら不吉な噂もあるようですが今のところ僕は大丈夫のようですが。まま、何れにしても非常に希少なこのボトル如何なものでしょうか?

           Sommelier R.Imamura