Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’00’99’94

本日のお昼間は、週半ばの休養を。
26歳で プロ野球選手としては 普通なのかもしれないですが 軽く¥2,000万を稼ぐんだもんな 色々な誘惑があるでしょう。最後は、やはり家族のお話になるのでしょうが プロとしては致し方ない 中々厳しい処遇になるのかな。球団側の モラルも問われるかと・・・・・。我が郷里の チームにも無ければ良いのですが。
で 昨夜の 京都での流れと成られればの晩は
・Jean Laurent Blanc de Noirs Brut'00
・Fixen Clos de Fixey'99 Philippe Charlopin Parizot
・Latricieres Chambertin'94 Louis Remy

久々のご利用に 昨夜も ダブル・ヘッダーの流れで。
お料理のご予定もいただけていましたので 久々に 仕入れていた食材を多々。アメリカ産ではありますが、魚卵のキャビアを。併せてこちらもアメリカ産ですが 生ガキを贅沢にシャンパーニュで。そんな流れで カナッペにフォワグラまで 一気に。パルマ産の生ハムと 自家製のプチ・トマトのマリネなども 食されながら出でシャンパーニュは 空いていきます。ピノ・ノワール100%のブラン・ド・ノワールジャン・ローラン 地味なボトルではありますが 味わいはそのヴォリューム感は重厚で 好感度も高いもの。'00で 現状近づき易く楽しめるものでは。
春野菜のバニャカウダに 牛ほほ肉の赤ワイン煮のソースにパスタを合わせた しっかりめのお料理に パリゾのフィサンを。アペラシオン的には 穏やかなワインですが その果実の透明感は流石のもので。香りは勿論の持ち味ですが、フィサンでこの綺麗な味わいは 中々他の造り手では ・・・・・。
ただただ、しかしですが 昨夜のガヤのバルバレスコ'87と言い 今宵のこの'99と何故かのコルクの破損に 苦しみました・・・・。状態は悪くはないのに?ソムリエの実力不足か?
深夜の 再度の来訪に やはりブルゴーニュ。色々と飲み込まれた晩でしょうが 少し熟れたグラン・クリュを。実際には、もう少し落ち着かせて ボトルのパフォーマンスを上げてから!が本音かもしれませんが それでも僅か1%の生産量のブルゴーニュの逸品のラトリシエール。更に多彩な果実のブーケを拡がらせて。酸は、未だに角を残す味わいですが フルーツのパワーがそれを 包み込む優雅な スタイルかな。
お疲れさまでした。
Sommelier R.Imamura