Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’00’90’85

本日のお昼間はジムに。そして、お恥ずかしながらも今週の月曜はお稲荷さんにお伺いするのを忘れておりました・・・・。だからじゃないでしょうが、やっぱり暇な2月を耐えております。
その後は興味深い映画がなければ、チャンネルを変えてイングランドのプレミア・リーグを。先日も香川選手の価千金のアシストに感嘆いたしましたが、やはりユナイテッドでは前の二人のクオリティは格が違い交代させられてしまうな・・・・。今日のゲームもシティのアグエロのゴールには、やはりプロの方の技術にはお金を払ってでも見る価値を感じさせられます。当たり前か・・・・。
また、本日の入荷はマグナムを衝動買いで。4本だけですがボルドーの’05を。まま、ジスクールのセカンドですのでそんなにコストは大きくありませんでした。ですが、もし10年後に見つけようと思うと恐ろしい価格に跳ね上がっているのでは?そんなに待てるかが問題ですが。
で昨夜の深夜まで続く飲み会のような展開は
・Lanson Noble Cuvee Brut’00
・Volnay 1er’85 Leroy
・Beaune Clos des Avaux’90 Camille Giroud
相変わらずの動きの鈍さに。その上、ひょこっと覗かれたフランスからのカップルにはまじまじとリストをご覧いただき内容は賞賛いただけたのですが会話が全く噛み合わず・・・・。やはり、言語に対するコンプレックスは大きな問題です。
そして深夜にかけてお越しの何時ものムッシュは、お腹を空かせておられ。これまた何時ものお姉さんの合流までのしばしの間にシャンパーニュを1本にサラミをたっぷりにサラダにオルトさんの手打ちパスタを。ランソンのノーブル・キュヴェ’00はお買い得に感じて僅かな手持ちでしたが、やはりあっという間の。まだまだ若い段階ですが膨らみのある果実味がやはり高貴だ。
お姉さんも合流されたころに鴨のコンフィが仕上がりましたが、この’85は先日はお預けになってしまいましたが久々のルロワのネゴシアンのもの。流石の偉大なヴィンテージは1級の優雅さも相まって伸びやかかな甘味が綺麗に。熟成のピークにも有るようなこの’85はマダムの審美眼が明らかに。
〆は’90の戻りましたがこれまた偉大なヴィンテージの優良とされるネゴシアン。ただただ、個人的にはリコルクの要素などが非常に気になり余り熟成感が感じられにくいネゴスの印象が。ですので、手に入れてから3年は優にセラーで寝かせていたのですよ。やっとの段階に入っておりこの’90も落ち着きた味わいで洗練されたブルギニヨン。ボトルを覆うカビが何よりもの証拠かな。

               Sommelier R.Imamura