Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’91’85’76’64

本日のお昼間は、流石に二日酔いの感覚もございましたがバタバタと店舗への届け物もありましたのでトライアンフをキックして。気持ち良い天候に梅雨までのしばしの過ごし易い季節を楽しみながら。
それにしても、やはりビルのテナントに新たな店舗さんが入居されると少しお掃除の内容も変えざるよ負えないかな?玄関周りのワインボトルのディスプレイも何度か修正を余儀なく。
で昨夜の久々の素晴らしいワインは
・Barolo Conteisa Cerequio’91 Gromis Distribuzione GAJA
・Volnay Santenots’85 Coron Pere & Fils
・Pommard’76 Coron Pere & Fils
・Aloxe Corton Clos du Chapitre’64 Louis Latour
相変わらず前半は閑散と・・・・・。中々開けないGWのイメージを引きづりながらの展開でしたが、後半に掛けてゲストを呼ぶ顧客のお越しも。
お二人目のジュニアの誕生に奥様の帰還は金曜日らしく。ですのでしばしの夜遊びも今夜までかな?それでも随分遅くまでお付き合いいただきましたが、本日のお仕事は大丈夫だったかな?
ガヤが買収したグロミスのバローロ仕入れには曰くが付いてしまいましたがやはり’91は綺麗に熟成を経ているな!ブルゴーニュ・タッチながらも余韻に骨格を感じさせるボルドーにもそのスタイルを見え隠れさせる上質なバローロ
そろそろお越しの頃だろう!そんなお待ちするご常連さんの存在が気持ちを救う展開かな。
今宵は結局3本のブルゴーニュに手を付けられることに。
個人的にはリコルクも無く、お買い得なボトルを展開するネゴスのコロン。今回も何種か手に入れましたが、やはり少しでも長い熟成を経た味わいがお好みになられているのは僕にも責任が有るかと。
やや、大地の香りが支配するヴォルネイは’85のパワフルさを未だに。そこから比較すると’76は村名でも柔らかく繊細さも持ち合わせる、この辺りから納得の。
〆はやはりそろそろひとつ返事の味わいが欲しかった・・・・。ですので、安定感にまた心奪うヴィンテージを。完全にタンニンも酸も溶け込む正に優美なこのアロース・コルトンは久々に予想以上のバーガンディの透明感を感じさせられ。
それにしてもこのルイ・ラトゥールの赤は評論家筋でも白の評価の高さに比べて意外な低い評価が。僕自身はこう言った安定する、フィネス溢れる赤のコルトンやシャンベルタンを飲むにつけ一体何が問題なのか?やはり、熟成が彼らのポテンシャルを数段上昇させると思いますが。

                       Sommelier R.Imamura