Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ブルギニヨン

ノーベル賞の晩餐会で、初めてカリフォルニアのワインが使用されたようです。ウエストと言う作り手さんですが、残念ながら存じておりませんでした。もちろん飲んだことも。
個人的にはそれ以上に、比較的密集率の高い会場で1300人もの招待された方々に一斉にお料理等のサービスをしていくことの方が興味はありましたが。ホテルでの勤務時は600名ぐらいまでの婚礼は、経験がありますが流石にこの数は。ましてや、ほとんどの方がVIPなのでしょうから。会場の設備等やサービスマンの技量に関して興味は尽きません。
で昨夜のブルゴーニュ
・Santenay’78 Louis Latour
・Chambolle Musigny’64 Louis Jado
・Bourgogne Leroy’90 Leroy
・Pommard Epenots’73 Louis Latour
・Volnay’69 Baron Leon Christophe
本当にブルゴーニュの古酒の仕入れが追い付かない。そんな有難くも個人的なストックまでもそろそろ放出し始めてるのが現状でしょう。
まあ、12月ですからそれくらいのことは想定はしてすが本当に希少なオールド・ヴィンテージに関しては中々市場にも。
やはり後半の皆様ではありましたが、何時ものムッシュは今宵はご子息も伴われ華は無い感じではあり。
そして、やはりお顔に痣がまた。先日店内で色々でしたが、どうやらお帰りのタクシーさんの後に何かあられたようで。あれ程、運転手さんにも言ったのに。
ネゴシアンのボトルばかりですが、今宵は全て当たりでした。
穏やかなサントネイも流石の’78は、安定感抜群で。
以前のボトルは、やや厳しさもありましたシャンボールでしたが今宵は流れも良かったか?’60年代のひねた美しさを。
お料理とお鮨等の出前にバタバタとした深夜ではありましたが、何時もながらご馳走様です。
後を見越した’90のルロワからで、これはまだ若さもですがまたまた良い比較対象に。
やはり個人的には外せない、安心のルイ・ラトゥール。’73ながらもプルミエは儚げでも綺麗な酒質を。
〆は悩ましいものの、偉大な’69をメジャーなネゴシアンではないもののこんなストックが生きてきます。未だに活き活きとした果実味に複雑な香りのエッセンスがちりばめられており。
   Sommelier R.Imamura