Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Chambertin’47

本日のお昼間もジムに這うように。昨夜のワインがまだ残っているような気分ではあるものの、汗を流すことで今晩もまた飲み込める肝臓に・・・・。
また、今年度も最終のオファーとのことでワイン商の方からのFAXでしたがどうやら不具合があられたようで4枚のFAXが3度も届けられることに若干苛立ちもありましたが。流石に12月のオファーは煌びやかな銘柄が多数並んでおりましたが中でも’78のロマネ・コンティは。やはり凄まじい価格で原価でそうだなもちろん車も購入出来そうなプライスで。もちろん手が出ませんでしたが、少しだけ追加も。12月はもう既にDRCも後2本お届けの予定があり、まだまだ購買意識は滞りません。ちなみに昨季のワインの年間仕入れがおそらくこちらの業者さんが最大ですが、桁が変わるぐらいのところまでいっていた筈。お歳暮のひとつもいただきたいものです・・・・・。
で昨夜の極上は
・Meursault Genevrieres’91 Comtes Lafon
・Echezeaux’87 Dujac
・Chambertin Cuvee Heritieres Latour’47 Louis Latour
・Heitz Cellar’s Martha’s Vineyard’86
前半は相変わらずの展開でしたが、中盤から動きが。昨夜のアナウンサーのマダムは顧客を呼ぶ福の神だったかもしれません。
久々の八坂の塔の袂の和食屋さん、今年もお節のご依頼は200ケを切るくらいのご依頼があられあたようで。凄いな、年末年始で単純計算でも大きなお年玉に成られるかと。今年も僕は4年連続で鰻屋さんからいただきますが、来年は色々考えたい気も致します。
でまずはラフォンのジュヌヴィリエール’91からプルミエの三銃士のひとつですが、この’91は毎度ながらこちらの方々には相性が非常に良く。今回もトロリととろける蜜の味わいが。白もこのクラスまで行くとゴージャスな味わいに期待が膨らみます。
お次はこれまた偉大なドメーヌのデュジャックのグラン・クリュ。アメリカ周りのボトルながらもこの’87ですら非常に希少な熟成品。透き通るようなチェリーの味わいに曇など一点も無く。
そして彼らの〆は今月のとっておきの’47が。ブルゴーニュでも偉大なヴィンテージであり、明らかにボトルから透けるワインの色調が喉をゴクリと鳴らします。
何とかコルクも抜け、香りにもやや希薄な印象も感じられるスタートでしたがこれもまた極上のブルギニヨンで。この造り手のネガティブな表現も料理人さんからはありましたが、個人的には淡く柔らかい味わいに以前飲み込んだ’49も思い出し。可能な限りこの辺りにヴィンテージのLLは手に入れたいものです。
そして体調を崩されながらも深夜のお越しのムッシュは、カリフォルニアから。ハイツのマーサズ’86は今月の特集からの’86の3種の最後の1本で。こちらも綺麗に熟れたカベルネ・ソーヴィニヨンでお連れのお姉さんもご満足されたかと。そうだな、個人的にもドミナス’86も良かったですが流石のマーサズだったかな。
                        Sommelier R.Imamura