Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’97’96’79

本日のお昼間は、久々に巣蜂蜜の買い出しに。思えば高級食材店さんだけに、以前は色々と顧客のお顔を思い出しながらカートに商品を詰め込んでおりましたがコストコさんの存在が伸びる手を抑えてくれる気が。比較をしても仕方がありませんが、可能な限りの商品でシトロエンを走らせ・・・・。
お昼すぎから降り出す雨に嫌な予感でしたが、洗車をしなくてよかったな。
また、このところのワインの入荷が2ケースほど。
先ずはカリフォルニアの希少なオレゴンピノ・ノワール、造り手はブルゴーニュのジョセフ・ドルーアンなのですが彼らがオレゴンに新たに設立したワイナリーのもので。ヴィンテージも興味深く’92’91’89’88と複数本づつ。6月にはお勧めいたします。
そしてシャンパーニュからはヴーヴ・クリコの希少なヴィンテージがグラン・ダムの’89に蔵出しのカーヴ・プリヴェこちらは’90’80にロゼの’89’78と来月のお支払いの恐怖を感じさせられます。
ボルドーからは1本だけ五大シャトーを。’73ではありますがシャトー・マルゴーで。
ブルゴーニュの赤は、偉大な’85で。ルイ・ラトゥールのサントネイとこちらは安全パイ。
で昨夜の連夜の深夜のご利用で
・Chateau Smith Haut Lafitte Blanc’97 Graves
・Chrdonnay’96 Stony Hill Napa Valley
・Charmes Chambertin’79 Camus Pere & Fils
前半にシャンパーニュの納品にお越しの西村さんとお話をしていると久々の神戸のムッシュが。比較的長い時間のスポーツカー談義ではありましたが、僕には夢の夢かな?
そしてそこにお越しのムッシュマセラティを駆るムッシュ、時間調整でのご利用のハーフのスミス・オー・ラフィットの白を。正に飲み頃だな、磯のニュアンスが取れてとろみが素直に美味しいもので。
深夜の連夜のご利用のムッシュにお姉さん方にも心より感謝いたします。お連れのムッシュのお好みが白でウェンテの名が出てきましたので、何となくお好みも見て取れ。
’96にしては以前のテイスティングからすると随分進んだ味わいに変化しておりましたが。まま、それでも変わらないパワフルな果実味の密度に流石のカリフォルニアで。
〆はやはりブルゴーニュの赤の熟成ですが、こちらはカミュのグラン・クリュ。滑らかな味わいながらも以外にも余韻に硬さが未だに残っていたことが。シャルムは愛らしさも持ち味だと思っておりましたが、ですがこれは逆にまだまだ長く楽しめる証でも。
後2本残してあるんですよね。リストにも入れております。
            Sommelier R.Imamura