Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’99’76’79’64

休日は滑り込むように次男の七五三のお参りに。写真撮影だけは早々と済ませておりましたが、お参りを忘れるなんて・・・・・。間に合ってよかったです。
また、休日は竜王までドライブがてら。巨大なモールになっておりましたが、最近は僕に至ってはほとんどの商品がネットでクリックするのみですので。まま、家族にとっては良き買い物が出来たのであれば。
で先週末のこれまたドクターの皆さんは
・Beaune Perrieres’64 Louis Latour
・Clos de Tart’79 Mommessin
・Pommard Les Noizons’76 Jean Michelot
・Eau de Vie de Marc’06 Chateau Mercian
・Barbaresco’99 Gaja
前半にお越しの方はお電話をいただきながらもお急ぎのご様子でご説明もままならず。で、お越しになられると ままお食事の印象ではなかったようで・・・。まあ、こんなこおも有りますか。
中盤からお越しのご夫婦は、また遠方の岩手からのドクターで。どうやらこの三連休をご利用になられ京都に。結局最終日のこの晩のみのご利用になられましたが、今回はままご家族でしたから。
奥様のヴィンテージが偶々並べられていましたので、何かのご縁かと。
この安心感のルイ・ラトゥールもまたコルクも何とか何とか良好に抜け、香りは熟成のピークを僅かに過ぎつつあるのは言うまでもありませんがオールド好きには堪らない芳香も。
まだまだ、甘味もしっかり残す優雅な味わいは京都の思い出になられれば。
2本目は、少し若いグラン・クリュを。近年の評価はもうその名に恥じないものですが、この時代のクロ・ド・タールは可哀想なくらいの評論家に叩かれる様相で。ですが、個人的には’70’80年代のものでも十二分に愛らしくブルゴーニュの官能を感じさせられます。まま、グラン・クリュとしてはやや小ぶりなのはその為でしょうが。
何れにしても、今回も楽しいお話をしっかり過ごせたのはこちらも。またまた来年の学会には是非是非。
久々にお一人でのムッシュ。いつもは必ずなのですが、たまにこのような形で。この’76のジャン・ミシュロも残すところ僅かです、そろそろ’82に移行しますがこの’76はコルクからしても熟成感も楽しめるもので安心のヴィンテージ。
相変わらずグラッパも必ずのムッシュです。ですが、この銘柄も廃盤らしいですが?
深夜のドクターは、今宵は両手に花で。幾分、疲れきってはおりましたがお姉さんがたも今夜はややお疲れのようでしたので。
一度試したいとのこのイタリアの帝王でしたので。まま、ハーフの’99では本領発揮とはやや行かないもののパワフル系の味わいをお好みとされるドクターだけにこれもありかな。香りは何時もすみれも開きつつで、洗練された果実の甘味はやはり心潤す逸品です。

                    Sommelier R.Imamura