Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

穏やかながらも

本日のお昼は中々我が家では難しい子育ての問題が発生を。次男の幼稚園が来年の3月で急な閉園の通知が・・・・。現在、年中さんなだけに後1年は続けていただきたいものですがそれにしても何でいきなり。しかも、どうやら来年の新入生の制服の採寸もされていたそうで聞けば聞くほど首を傾げる状況で。とにかく、書面で月曜日に説明会が行われるようですのでお話も聞いてみなければ何とも言えませんが折角やっと引っ込み思案の次男もプチ・コミュニティに慣れ始めただけに非常に残念です。園児さんも今時では少なくない幼稚園なだけに、経営的な問題でもないような気がいたしますが内部の事情はその方々だけしか解らないものでもありますが。
それにしても、降って湧いた懸念材料だけに子供にもどのように説明するべきなのか親として悩んでおります。
で昨夜のこれはこれでの現実的なワインたちは
・Cote de Beaune’91 Joseph Drouhin
・La Pialado’03 Chateau Rayas
連休前の金曜日ですよ!ですがですが、僕のカウンターはこんな時に穏やかな展開に留まってしまうことが頻繁で。そんな想定はしたくはないものですが、現実だったな・・・・。
前半から追われるようにお料理と他のゲストのお話相手に微妙に焦る時間帯もございましたが、やはり申し訳ないのですが顧客には僕の焦りも見えてしまうもので。ボランジェを煽られて直ぐにお席を立たせてしまうような形で。
ご同伴のドクターは、お姉さんの美容院の時間が計れず僕も必死の調理で。こんな時には優しい味わいのドルーアンのコート・ド・ボーヌ’91は軽やかな味わいの中に熟れた熟成感をたっぷりと。これで今回のドルーアンのオーセ・デュレスにマランジェ、と3種のお利口なオールド・ブルゴーニュを全てテイスティング出来ましたがどれも全てなかなかのバランスで。流石の安定感のネゴスです。
深夜のローヌは久々のお二人で。もう、飲めない?な印象のお姉さんではありましたが明るいお人柄は深夜のお話に花を添えます。
ご指定のローヌの特別な造り手のラヤスのもっとも裾物ではありますが、ここでも十二分の味わいともちろんのような香りのスタイルが。それにしても妖艶だ!どのように仕上げればこのグルナッシュをセクシーにして豊満な味わいに昇華させるのか何れにしても何時かこの造り手のもとに訪問してみたい。

                    Sommelier R.Imamura