Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’03’88’76

本日のお昼間は、月末のお支払いに銀行に。お陰さまで今月も何とか何とか全てのお支払いをさせていただけそうです。これも一重に顧客の皆様のお陰と感謝の気持ちでいっぱいです。
10月は微妙に現金のお支払いが多かったような気がいたしますが、何よりも一番の要因はワインのお支払いが何時もに比べると半減くらいの数字だったことかな。ですがですが、11月のお支払いは今から考えるだけでも恐ろしい・・・・・・。
これに懲りずに11月も変わらぬご愛顧をいただければ幸いです。秋の夜長のワインは素敵な記憶に残られるかと。
で昨夜の久々のヴィンテージ’88のマダムは
・Cabernet Shiraz’03 Tapanappa Bollinger & Luynch Bages
・Pommard Les Noizons’76 Jean Michelot
・Savigny Les Beaune Les Lavieres’88 Charles Vienot
中盤からこちらも久々のムッシュ、何時もはお一人でのお越しですが珍しくお連れの方々でご接待の様。カリフォルニアのワイナリーも所有される会社だけに僕の手持ちのオールド・ヴィンテージは先日使いきってしまいしたが空きボトルすら希少なものかと。感嘆されておりましたが、次回は是非オーナーのお越しを切望いたします。
重たいワインを!ゲストのご所望は絶対でしたが、セラーの状況と手持ちの関係上やや苦慮いたしましたが今回もタパナパに助けれるもので。ニューワールドのパワフルな酒質は、これもまたてロワールの為せるものでありオーストラリアに関してはやはりシラーズの個性かと。
お次は可能ならばのブルゴーニュの熟成に移行しましたが、結局ボトルも空に。途中からは、バタバタと顧客お越しもお断りしてしうような形になってしまいましたが申し訳なく。
ジャン・ミシュロの’76もこのところはヘビー・ローテーションです、半ダースは使用したかと思いますがヴィンテージ’76の方には是非是非お勧めさせていただきたい優美な味わいかと。
〆の’88は久々のムッシュがこちらも久々の北海道からのマダムを引き連れて。先日の他のドクターにお渡しした’83のニュイ・サン・ジョルジュは意外にもやや進みつつある味わいでしたが、この’88のサヴィニーは正に飲みごろの素晴らしい果実と大地の味わいのバランスが。と言うことはこの造り手のポテンシャルは?と考えさせられますが、ままボトルむらもございましょうから。
また、懇意にしていただくゲストなだけに先の黒字決算のご報告をさせていただきましたが祝いまで有難うございます。何時も何時もお心使いに心より感謝いたします。

                    Sommelier R.Imamura