Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

2ラウンド

本日のお昼間は、少しゆっくり眠れましたがお天気の良さにトライアンフを。今が一番風が気持ち良い季節、買い出しも兼ねた近所のスーパーの銀行ATMに長蛇の列を作らせてしまいましたが今月は珍しく売上が現金がやや多いな。何時もはクレジットが確実に多くなるのですが、やはり現金商売は一番嬉しいものです。まま、それでもご利用いただけることが最善ですが。
そして本日もワインが1箱。今回は全て同一銘柄ですが、ルロワのネゴシアンの白ワイン。モンタニーの’99ですが、これもグラスでも対応可能なブルゴーニュ。意外に白の飲み頃は市場に少ないもので。
後は石原さんが、声を挙げられたようです。政治的には良く解りませんが気概が有られる方が今の日本の政治家には少ないような気がするので期待もしたいです。
で昨夜の2ラウンドの酔いの晩は
・Veuve Clicquot Ponsardin Vintage Reserve’91
・Chateau Pichon Laland’78 Pauillac 1500ml
・Pommard Les Charmots’77 Jean Michelot
・Pommard Les Noizons’76 Jean Michelot
17:30からのスタートの貸切にてご利用いただいた何時ものムッシュでしたが、1年ぶりのご家族のお姿にも楽しませていただきました。また、中盤からご一緒させていただきお近くのお寿司屋さんからお届けいただいた桶もご馳走していただき有難うございます。
そしてこの”つぶやき”もご覧頂いているようですので多言は無用ですが、そんなことよりも何よりも元気な男の子を待っておりますよ!
やはりお寿司が添えられていますとシャンパーニュも1本は必要でしょう。先日の’91テタンジェの味わいもご評価いただいていましたのでクリコもよろしいかと。希少なヴィンテージではありますが’91はフランスの名醸エリアは全て印象が良いです。
今宵用に意識があったのが奥様のヴィンテージのラランドのマグナム。随分以前ですが7年くらい前かな?レギュラーの’78ラランドはお飲みいただいた記憶がありますよ。その頃も美味しかったですがマグナムは流石に未だに飲み頃を未だに。しなやかなメルロー・タッチの味わいがやはりラランドらしくこちらも余韻のほろ苦さがまた味わい深い2級の最愛で。また、原価を問われたのですが随分隔たりがあったかもしれませんがままお許し下さい。どちらかと言うと酒販店さんの値付けが強気なだけでしょうか。
前半から飲み込ませていただいたので、ちょっと休憩。そんな時間も僅かにいただけましたが、後半にかけてこちらも久々のマダムで。祇園町も卒業され、今では社会人として頑張っておられそのサポートもされておられるムッシュと今宵も。
ブルゴーニュの古酒の2本でしたが、2ラウンド目も半分は僕の肝臓が処理したような・・・・。
’77も先日の’84と同じスタイルでコルクにも綺麗に浸透する赤ワインのシミですが難しいヴィンテージながらも完全に熟れ頃で正に球体の味わいが。余韻には物足りなさもございますが、繊細な味わいの1本かと。
飲み足りないお姿に結局の2本目も同じくジャン・ミシュロの今度は’76にて。たったの1年しか違わないヴィンテージながらも明らかにスタイルの異なる味わいにやはり’76は固く仕上がったヴィンテージと一言で。最初の味わいが特に印象的ですが、徐々に滑らかさも出てくるところがこのヴィンテージ時の持ち味かと。
                     Sommelier R.Imamura