Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ボルドー・オーストラリア・チリ

休日は1日遅れの長男の誕生日を。何か当たり前のようにお誕生日は外食だ!と勘違いしている子供たちに恐怖を感じましたが、大人も楽しめるお昼の香港料理のあのお店に。確実にウェイトは増えてしまうことも恐怖ではありますが、珠には食したいあのお店の飲茶の美味しさに満足です。
そして懸案のプレゼントは最後までスリーDSとつぶやき続けておりましたが、我が家の教育論ではまだ必要ございませんので!で頑張って欲しいソフトボールのグローブを。大切に使って欲しい、少なくとも小学校の間は。そしてオメデトウ。
で先週末の難しい展開の晩で
・Chateau La Pointe’81 Pomerol
・Shiraz’00 Peel Estate
・Cabernet Sauvignon Don Melchor’98 Concha y Toro
先週末は完全に惨敗だった・・・・。どうもやはりご常連さんがたの動きが確かに僕のカウンターを左右するのは明らかで。
土曜日も久々のドクターの皆さんのお越しに救われましたが、朝からの運動会の眠たさもありましたが閑散だったな。
何の理由かは聞けませんでしたが、祇園町には久しく来ていなかったとのことでしたがまま秋の風も気持ち良い季節ですので。
ボルドー!のリクエストに何時もどおりの展開の想定でポムロールの熟成を。’81は綺麗に熟れて柔らかい甘味とチョコレートのような余韻また季節感。
2本目はシラーズ!これもまた何時もどおりのリクエストで。セラーの中に寝ていたような’00の余り馴染みのない造り手。意外にどろりとした質感に欠ける味わいに14.5%のアルコール感は感じられませんでしたがプルーンの味わいを楽しめる1本。
〆はチリ!で。うーん、チリの手持ちが中々プレミアムな銘柄しか無くなりつつ。やはり対応アイテムも想定して手持ちも増やしておかなければ。そんな中の抜栓はドン・メルチョー、コンチャイトロ自体は様々なラインのアイテムをリリースしておりますがこの銘柄は最高級ラインで。
嘗ては’80年代の後半からのライブラリーシリーズを仕入れる機会もございましたが、そんなアイテムの中での最後の名残の1本。’98とまだまだ若い段階ながらも変わらないパワフルな味わいに特徴的なミンテイーな香りの広がりが素晴らしい。久々のニューワールドのプレミアムを堪能でしたが、寂しげな週末だったな・・・・・。

                      Sommelier R.Imamura