Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’00’91’85

海の向こうの野球は明暗がはっきりと別れたような今シーズンに見えますが、ダルビッシュは残念な結果にこの試合に限って言えば。まま、それでも素晴らしいシーズンだったことは間違えないし松坂とはひょっとしたらの世代交代になるのかな?プロの世界は本当に過酷だな。
そしてそれ以上にピンストライプの同い年の職人が最後の最後のシャンパン・ファイトをする姿が是非見たいものです。
で昨夜の閑散な中の顧客のお越しは
・Baron’arques’00 Baron Philippe de Rothschild et Sieur d’Arques
・Taittinger Brut’91
・Savigny Les Beaune Aux Vergelesses’85 Simon Bize
三連休前の週末に動きが有るか無いかは何時もながらもやもやした気持ちにもなりますが、結果はやはり難しい展開ではあり。
その中での顧客のお越しは本当に心からの感謝の気持ちをお伝えしたい限りです。
ほとんどお相手が出来ませんでしたが、ままそれ程必要は無かったかな?変わらず重ための味わいを求められる為に今宵は久々の南フランスのジョイント・ヴェンチャーを。以前はグラス・ワインなどでも楽しく使用させていただいていたことも。ムートンとシュール・ダルクの太陽の香りを感じさせる濃密なヴァン・ド・ペイ。この後のヴィンテージからはその企画も大きく変換していくのですが’00はもう手持ちはなかったかな・・・・。
久々の部下の方を伴われる今宵でしたが、完全にビジネスに関しては掌握されているのが部下の方だけに興味深いお話が沢山でしたが個人的な立場も合わせて是非是非彼に頑張っていただきたい!期待しております。
テタンジェの’91、僅かな入荷ではありましたがこの辺りのヴィンテージも飲み頃を迎えつつあるミレジメ・クラスでもあり。季節柄どうしても栗の香りが鼻腔に感じられて仕方ない。
ブルゴーニュのオールドはどうもこの位の熟れ方の方が最近はお好みのようで。まま、流石の’85のバランスは完璧でプルミエ・クラスながらもビーズのワインの真価はこのぐらいの段階から以前のものとは別物に感じられる。
久々に届けられた竹川さんからの今年のダビドフのプレミアム・ラインのロブスト・ゴルド、もう完全にハバナとの差異は感じられない。パワフルな紫煙の味わいに最後は大分酔いも回っておりましたが・・・・・。デュガのマールも止めを刺す1杯でもあり。

                      Sommelier R.Imamura