Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

DRCのマグナム

本日のお昼間もジムに。お盆らしさも落ち着いておりましたが、まだまだ残暑は厳しく。
そう言えば、世界最速のランナーは祝宴にロンドンのナイトクラブからサービスされたボトルは15Lのアルマンド・ブリニャックだったそうです・・・・・。原価でも¥1,000万らしく、それをサービスとは・・・・。15Lは厚かったことがないな、しかも高価なブリニャックとは。
で昨夜の大文字の素晴らしいワイン達は
・Grognet Brut’97
・Philipponnat Grand Blanc Brut’86
・Henriot Brut’96
・Chassagne Montrachet La Romanee’83 Bachelet Ramonet
・Bourgogne Rouge’81 Jean Michelot
・Clos de la Roche’81 Louis Remy
・Ecezeaux’83 Domaine de la Romanee Conti 1,500ml
久々に仕事をしました、大文字の点火をテナントビルの屋上から眺めましょう!そんなご常連さんが2組、早めのお時間からお越しいただきました。とにかく、点火されるまでの間の時間にお腹がすかれた皆様にばたばたとお料理を仕上げていくのですが冷たい前菜やフォワグラのカナッペなどでなんとかなんとか。
飲み頃で濃厚なグロニエの’97に熟れた味わいがはっきりと感じられる’86のフィリッポナのグラン・ブラン。
屋上ではアンリオの’96ですが、サーヴィスさせていただきしばし温い風ながらも屋外でのシャンパーニュ
東山の大が斜めに聳えるような形ですが、ままお盆を。
戻ってからは白のラモネのシャサーニュ・ラ・ロマネ’83で。これが正直極上のとろみを。〆のマグナムまでは間違えなく。
’81ヴィンテージでいっきに2本を飲み干すようでしたが、ジャン・ミシュロのACにルイ・レミーのクロ・ド・ラ・ロシュが。流石のグラン・クリュの味わいが余韻に表れていましたが、誤納品の’81のACも十二分のブルゴーニュの洗練を。
〆は今月はこちらのムッシュにも随分甘え過ぎてしまい。無理を言う形かもしれませんが、お二組でご折半を。
希少なDRCのマグナム、しかもエシェゾーの’83ならば涎が垂れるほどの逸品には違いなく。
当初はブラインドと、何とも下世話な行為でもありましたがコルクの状態も素晴らしく華やかなDRCの一貫する香りの優雅さには全てがリセットされてしまう。
余韻の豪華な姿もまた熟成した彼らの全てかと・・・・・。

Sommelier R.Imamura