Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’27

本日のお昼は、京都のお盆の風物詩の大文字のご予約の対応の為に店舗にワインを。
確かあの方のヴィンテージは?そんな思いでうる覚えながらも前後のヴィンテージも揃えて’67’68’69とお持ちしましたが、それでも合致していなければ・・・・・。
合わせて屋上からほんの少しだけ望める大の字の為に屋上の様子も。まま、何も出来ませんが軽い気持ちでお越しいただける顧客の皆様には感謝の気持ちも。
で昨夜の出張は
・Chateau Pontet Canet’27 Pauillac
相変わらず祇園町の僕のカウンターはお盆休業のような状態で閑散と。まま、サッカーに京都は床も風流なものでしょうから。
19:00からお約束させていただいていた床をお持ちのあのお店に伺うと 中々艶やかな浴衣姿のゲストの方々がもう既に沢山おられ。うらやましくも思いましたが、仕事仕事で。
やはり床は僕にとっては異常な暑さで鴨川からの時よりの風もよろしいですが、室内のエアコンの風が汗をひかせるものに。
で、出番まではゆっくりとお待ちさせていただきました。食前酒の後に落ち着かれてからの赤ワインは、前後を偉大なヴィンテージに挟まれたネガティブ・ヴィンテージながらも開けたては想像通りの鉄の香りに。コルクも何処かでおそらくはリコルクはされていたのでしょう?不慣れなシュチュエーションではありましたが何も問題なく対応させていただいたスタッフの皆様にも感謝いたします。
3世代のご家族でのお食事会の華になるような、社屋の建立年のヴィンテージはデキャンタージュ後は意外にも元気なクラレットの香りと果実の生命力を遺憾なく発揮しておられたかと。
8月15日に飲まれるワインとしては、中々おつなもので。

                    Sommelier R.Imamura