Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Chateau Margaux’45

本日のお昼間は、またまたなのですが我が家の坊ちゃん達が胃腸風邪に。長男は、うーん気分的な問題かな?でしたが次男が小さな体で一生懸命に呼吸をしている姿には親としては心が痛みます。5歳児としては体がまだまだ平均よりも小さい次男の彩人君ですがまるでコアラのような愛くるしいルックスに愛嬌を感じさせられます。早く元気になって欲しいものです、桜も三分咲きかな?来週には年中さんの幼稚園が始まりますので。
また、本日も春のインデントのワインが少しづつ届け始め。
赤はジョルジュ・ノエラのグラン・エシェゾーとニュイ・サン・ジョルジュのブドの共に’90が。白はルネ・レミー・ピヨのモンラッシェの’00が。余り馴染みのない造り手ではありますが、それでも流石の禿山は’00ながらも’90の赤よりも数段高価なボトルになります・・・・・。
で昨夜の終戦の年の極上は
・Vosne Romanee Les Suchots’88 J.Confuron Coteitidot
・Bollinger Grande Anne Brut’89 1,500ml
・Chateau Margaux’45 Margaux
前半のご予約だったのですが、酔っておられたのかな?結局、都合が合われずに・・・・。実は勝手ながらも生物好きなマダムにと海老のカルパッチョに奮発したアワビの刺身をご準備しておりましたが、僕の胃の中に・・・・。まま、仕方ないか。
その後は中盤まで4月も始まらない感でしたが、何時のムッシュが北海道から遊びの来られたマダムを伴われ。体調の不良で実家に戻られたマダムでしたが、久々のお越しに何時も通りの’88のブルゴーニュを。やはり、スショは限りなくグラン・クリュに等しいプルミエだな。滑らかにして妖艶なピノ・ノワールの世界観はコトティドもまた優良なドメーヌかと。
新年会の貸し切りになりました。12名様でのご利用で、また先のキャンセルになられたムッシュのご紹介の方だっただけにこう言ったご縁は有難くまた不思議なもので。
同級生にもなるこちらの会社の社長さんですが、社員さんへのご褒美も2月にDRCのリシュブール’79も忘れがたいものでしたが今宵も贅沢にボランジェの’89のグラン・ダネのマグナムからスタート。綺麗に泡も滑らかに熟成した濃密なブリュットは新入社員さんには、何かの記念にならたかな?ですがですが、完全に前座になってしまいましたね。
もう5年は僕のセラーで静かに今宵を待っていたかな?終戦の年の偉大なマルゴーは。長崎出身の社長さんはなるほど、広島出身の僕にもある意味おっしゃられる意味も。
抜栓すらある種のショーの様でしたがコルクはぼろぼろで。もう直ぐ’70年くらいの時を刻もうとしているのに色合いは未だにしっかりと。香りも熟成感はもちろんですが、進みすぎた状態で無くプルーンの香りをしっかりと湛えて。味わいも芳醇なカシスのようでもあり、流石のこの前世紀の特別なヴィンテージの姿を如実に
はあ、やっぱりこんな事故のようなボトルもやはり手持ちで持っていたいものです。また、探さないと。そして俄然お預かりしている