Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

赤鬼

連休をいただきました。昨年同様に海の日の家族サービスに。今年は梅雨明けにもなっていたようですね、非常に素晴らしいお天気が続き僕は真っ赤に体中が焼け赤鬼のように。昨夜は運転疲れもあり苦しみながらの睡眠になりましたが、本日の次男は大粒の涙を流しながら幼稚園をお休みすることに。彼も小さな体で日焼けに苦しんでおりましたが、やや甘いかな?僕の子供の頃はそんなこと!日焼けケアをしてあげなかった僕にも責任はありますが。まま、何れにしても帰りの渋滞や不本意な泳ぎ切らない長男やサンダルを流されたりと想定の範囲内のトラブルもございましたが”楽しかった”の一言でまた来年も連れて行ってあげよう!そんな海の日の思い出に。
それにしても一度ミニを止めてから、あの壮大な日本海の美しい景色を見せてあげればよかったと後悔もありましたが、今回の敦賀原発がすぐそこに。これもまた考えさせられますが、電機は本当に必要ですがやはり原発は無くしていかなければいけないと改めて。
で先週末の晩のこれまた難しい展開は
・Lanson Gold Label’96
この土曜日も1ケースですがワインは納品されました、ブルゴーニュの逸品はアンリ・グージュのニュイ・ヴォークラン’83にパトリス・リオンのシャンボール’90、そして’87の偉大な2本はどちらもエシェゾーですがデュジャックとエマニュエル・ルジェ
シャンパーニュからはランソンの225周年キュヴェの’80にベル・エポックの’90が。
そして来月に予定しております、カリフォルニアからはアラホのエイズル・ヴィンヤード’00にコルギンのハーブ・ラム・ヴィンヤード’98。そして先日の曰くが付いてしまったハーランの’00が再度入荷いたしました。
気が付けば7月も半分が終わってしまったことになりますが、祇園祭の恩恵は僕のカウンターにはほぼ無かったような。夏のボーナスの動きも中々感じられませんでしたし営業努力不足も否めませんが気持ちを切り替えて7月も最後まで頑張らねば。
久々にクリコのイエローラベルの抜栓もございましたが、酸の密度は高いのは事実ですが改めてこれはこれでシャンパーニュの一般的な代名詞のひとつであることは間違えない品質を感じます。
ですが、やはり〆のシャンパーニュの’96のランソンのゴールド・ラベルは明らかにこの範囲からは除かれる上質な1本で。酸はまだ熟成しきってはいないものの濃密なピノ・ノワールの味わいが感じられるリッチな味わいで。そう言った意味では冬場より正にこの季節にぴったりの1本かもしれない。

                     Sommelier R.Imamura