Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

3ラウンド

本日のお昼間は、次男の幼稚園の参観日。明日の日曜日は長男の小学校の父の日参観と朝方5:00頃までワインを流し込む僕にとっては、中々悩ましいことで。
9:00過ぎには起床して伺いましたが、昨日から始まった梅雨のジメジメで異常に汗だくになってしまい。汗っかきではありますが、まあ先ほど数時間前まで飲んでいたのだから仕方ないか・・・。
で昨夜の第3ラウンドまでの晩は
・Pro Secco di Conegliano Extra Dry Carpene Malvolti 1,500ml
甲州きいろ香’07 Chateau Mercian 1,500ml
・Cote de Nuits Villages Les Vignottes’98 Jean Jacques Confuron 1,500ml
・Corton Clos du Roi’88 Michel Voarick
・Volnay’89 Louis Latour
何とか何とかこなせた8名の貸し切りを。マグナム3本の準備は、お料理を仕上げる上でも時間を持たせる最適な量で。コース仕立てで前菜に魚介のマリネ地中海風にパルマ産の生ハムに水牛のモッツァレラチーズ、岩手産の豚肉のラグーのフェットチーネ、牛ほほ肉の赤ワイン煮、スイートポテトのクレープ包までの計5品を汗だくで仕上げる形で。しかもお二人が牛肉がお苦手で急遽 仔羊を焼くことにも・・・・・。まま、至らぬお料理ながらもこのような形でご利用いただければ皆様いかがでしょうか?
この造り手も懐かしいプロ・セッコ、微妙に甘みを感じる味わいにスパークリングとしては十分だ。
ほんの少しではありますが、熟成感を感じさせる甲州アルザス使用の背高のっぽのボトルは存在感抜群で。
〆はコンフロンのコート・ド・ニュイ、’98もチャーミングに楽しめるマグナム。3本が並ぶと流石に迫力です。
それにしてもバタバタでサッカー観戦どころではなかった・・・・。当たり前ですが、カーナビのワンセグで偶に覗き込みながらもまま快勝に安堵も。
第二ラウンドはそれでも日は変わって、ここから僕自身も飲み込む時間帯ですがこのドメーヌの味わいはどれも相変わらず安定感を。流石の余韻と噛みしめる果実味のグラン・クリュですが、ままやや若い段階かな?
〆は3:00前からの第三ラウンドで。何時ものお二人は、もう酔ったのお言葉ながらも相変わらずのボトルを楽しまれ。こちらもコート・ド・ボーヌの優良なアペラシオンのヴォルネイを。個人的には’89の外交的な優等生の味わいは正にLLの安心感を改めて。

                  Sommelier R.Imamura