Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

桜、咲きそうだ

4月です、新年度のスタートの方々がほとんどでしょうが僕的には基本的には大きな変わりは無く。ですが、自宅近くの琵琶湖の疏水沿いの桜ももうパンパンに蕾は膨らんでおりもう秒読みの様子です。1年で最も可憐な時期なだけに皆さん偶には祇園町にワイングラスを傾けにお出かけいただければ幸いです。
また、休日は春休みをだらだらと過ごしている子供たちに家族サービスを。それにしてももう待つ、そこに尽きたような流石の4月の1日で。南港のツタンカーメン展にミニで伺ったのですが、高速で渋滞にガレージで待ち渋滞で。昼食のレストランでも待ち時間があり、止めはツタンカーメン展は120分待ち・・・・・。屋外で花粉満載の風にまるまる2時間吹かれ。まま、ただこの日は随分症状がましだったのです。風邪が冷たかったのが辛かったですが、展示物は素晴らしかった。3000年前のものですものね!ヴィンテージなどと一言では言えるはずもない、感動的な装飾が。最後の棺桶になるのかな?信じられないほどの状態で、おそらくは修復もされているでしょうがやはりエジプトには偉大な歴史資産が本当に沢山残されてるな。
また、本日も気持ち良い風が吹き久々のトライアンフもふけが良くミニの洗車も次男とこなし目いっぱいのお昼間でした。
で先週末の紅白は
・Meursault’99 Louis Latour
・Barolo’97 Silvio Grasso
3月の最終は、相変わらずの展開で残念ながら震災のあった昨年とほぼ変わらない数字の提示しか出来ない難しい月に終わってしまいましたが4月の挽回を望みたい。
前半の遠方からの皆さんは、気が付けば中々楽しきお話の時間が取れたようで。最初はめいめいのグラス・ワインでしたが、ボトルでブルゴーニュの白を。
意外に先のグラス・ワインのアイテムから選択肢が見え隠れした為、まま安易に安心感のルイ・ラトゥールを。’99の飲み頃とも言えるムルソー、中程度の膨らみとでも言いましょうか?この季節にはほっこりかな。
深夜のお二人は、尽きないお話で。ヴーヴ・クリコのロゼを流し込みながらも〆はバローロで。連夜のイタリアでしたが、何処かしら洗練度もありながらも力強さが持ち味かな?まま、イタリアの王だけに。

                       Sommelier R.Imamura