Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Alion

本日のお昼間は、遅ればせながらも4月の特集用のワインをミニで。雨も降っておりましたが、それなのにの花粉症・・・・。まま、点鼻薬に目薬にフル装備の薬漬けの毎日です。
それにしても今回ももう限界のくらいのセラーの中はボトルで山盛りです。整理するだけでも汗だくになるのですが、そろそろ本格的にワインの在庫処分も考えないと崩壊が見えてきたような・・・。
4月もまたまた毎年の恒例のインデントの入荷が60本ほどは予定されております。こちらは自宅地下に収まりますが、これも負担は間違えない!まま、夏場は間違えなく入荷は抑えていくのですが。それ以上に夏場の関電さんの電力は大丈夫なのか!死活問題です。
で昨夜のフランス以外の旧世界は
・Paleo’00 Le Macchiole Bolgheri
・Brunello di Montalcino Pian delle Vigne’96 Antinori
・Alion’98 Bodegas y Vinedos Ribera del Duero 1,500ml
中盤まで最近は本当にお電話すらならないな・・・・。折れかけるような気持でもありましたが、このお電話のマダムが今宵はお客様を呼ぶゲストであったかと。
結果、今宵も医療関係の方々が大半のようで。相変わらずハードワークながらもバイタリティもお持ちの方々ばかりかと。
しっかりめの味わいを求められる方々にはボルドーよりもむしろトスカーナの方がよろしいような?ご予算的にもお利口な銘柄のマッキオーレのパレオ。’00ヴィンテージは味わいにも豊満な部分もあり既に近づきやすいものでも。
2本目のトスカーナは、エレガントなブルネロ。’96ヴィンテージはむしろまだまだ硬さがございますが、中盤からの変化が味わい深い。曇りを感じないトスカーナの珠玉の2本かな。
後半に掛けてアフターのお姉さん方の動きもございましたが、久々のムッシュが8名で。お席も何とか何とかでテーブルにも。良く解らないお席のレイアウトながらも、僕自身はお料理に追われる時間帯に。パスタのお皿も運んでいただき失礼いたしましたが汗だくで。
マグナムのアリオンは、スペインのロマネ・コンティの異名を持つあのウニコの造るモダンなラインのもの。マグナムと言うこともあり、やはりまだまだ硬いか・・・・・。とは言いながらも隠しようのないたっぷりとした果実の凝縮感はスペインの暑い太陽が見えるような。
偶にはブルゴーニュシャンパーニュの綺麗すぎるワイン以外の晩もよろしきかな?

                        Sommelier R.Imamura