Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

貸し切り

本日のお昼間は税理士さんとミーティングが。早いもので9月決算の我社は、三分の一期を過ごしておりました。有難いことに12月の結果が中々前向きで、それでやっとイーブンのようです。まだまだ、頑張らねば・・・・・。
その後はまたまたワインのお届けが。今回はシャンパーニュからクリュッグのコレクション’89にドン・ペリニヨンのエノテーク’92、クリコからはグランダム’90にプリヴェ・コレクション’80が豪華な木箱入りで。
また、リストの中で少し歯抜けに成りはじめたガヤのバルバレスコが’83’87を。ブルゴーニュからはヴィンテージ’77のフィサンのクロ・ナポレオンにドルーアンのグリオット、プスドールのクロ・ド・ラ・ブスドールと言う希少な3種にドルーアンのニュイ’83、サヴィニー’79を。そして今回のバーティカルはジャン・ミシュロが。大分放出されているようですが、ポマールを’71’69’66’64’61まで。’71はケース買いですのでヘビー・ローテーションは必至かな。
で昨夜の週頭からふらふらの激しい雨の晩で
・Langrois Cremant de Loire Brut 1500ml
・Bourgogne Pinot Noir’02 Joseph Faiveley 1500ml
・Cahors’03 Chateau Pineraie 1500ml
・Gevrey Chambertin’73 Antonin Guyon
・Beaune Hospices de Beaune 1er’98 Octave Cremieux
・Aloxe Corton’83 Daniel Senard
18:00からの貸し切りで。兼ね合いのあるムッシュのご依頼でありまた月曜の前半とのことも有り2月でしたので大分勉強させていただいた結果のアイテムでもありましたが、こんな時の為のややリーズナブルなマグナムのラインナップを。ボランジェ所有のラングロアは言うまでも無く、フェヴレイも’02だけありチャーミングな中に豊満な果実味も。久々のカオールは嘗ての黒ワインの異名とは異なりような洗練されたフランの質感で。
で何よりも前菜やメインの牛ほほ肉は無難にこなしたのですが、ペンネが・・・・。12名には1kgぐらい必要かな?と大量にゆでたもののこれが爆発的な量で。初めてペンネを大量にゆでましたが、お恥ずかしながらも何でも経験しないと解らないな。大量に破棄することになりましたが。
その後も穏やかながらも顧客の皆様の意外なご来店に調子良くワインも飲み込んでおりましたが、さらりと表現されたお名前に驚かされました。
アロース’83を飲み込まれた宗匠は初めて奥様を伴われ、またそこに祇園町のホステスさんもごいっ所だったのも何ともでしたがそれ以上に世界的にはラグジュアリー・ブランドのオーナーとして沢山所有されている方かな?私ども的にはシャトー・ラトゥールのオーナーと言った方がピンときます。どうやら来日された時に乞いにされたようで、携帯でやり取りをされており。パリで何度か会われてもおられるようで、シャトーのご招待は断られたそうで。”遠いから”との一言でしたが、溜息のひとことでした。

                       Sommelier R.Imamura