Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

今宵もグラン・ヴァン

お陰様で4月も何とか意図しております結果が。本当にご愛顧いただく皆様には感謝の気持ちでいっぱいでございます。ワイン業界も中々厳しき時代かと思われますがこれまで以上にサービスに努めて参ります。どうぞこれからもまた特別なお時間のひとつにご記憶いただければ幸いです。
さて、先週末の中盤以降のドタバタは
・Clos Vougeot’88 Chateau de La Tour
・Coudoulet de Beaucastel’97 Chateau de Beaucastel
・Veuve Clicquot Ponsardin Rare Vintage’88
・Morey Saint Denis Clos des Ormes’83 Joseph Drouhin
・Savigny les Beaune Les Vergeless’82 Leroy
・Gevey Chambertin Estournells St Jacques’92 Henri Magnien 1500ml
・Chateau Malartic Lagraviere’86 Pessac Leognan 1500ml
吉野からのムッシュは、昨年以来かと。らしい末広がりの’88のヴージョ。シャトー・ドラトゥールは、広大な入り組んだこのグラン・クリュの中でも安定感が抜群かと。久々なこのヴージョ城は飲み頃を意識させ。
マダムには失礼ながら眉毛をお書きいただきました。一段と美しいお姿にボーカステルはセカンドながらも綺麗な熟成を。
何時もながらこちらは団体さんになられると色々考えさせられますが、あまり考えないほうが良いのかも?’88は20年の時を越えやっとこの頃纏まりが感じられます。今宵、2本目のヴィンテージだからでしょうか?
プルミエの人気の畑はドルーアンがやはり安心感を。個人的にはグラン・クリュには及ばないものの通好みの珠玉の1本かと。
今宵お誕生日のマダムは私のお店では珍しい女性4名で。そそくさと席を立たれたご常連のムッシュには申し訳なかったのですが、’82の彼女にはおそらく飲酒量でも太刀打ち出来ず。久々のこの銘柄は以前とは印象を大きく変え。流石、ルロワの目利きはこんなマイナーなアペラシオンでも先を見越していたのですね。
続く