Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

これまたご縁を

本日のお昼も11月を〆る為に銀行に。ついでに郵便局にて新札の釣銭を両替してもらうのですが、特に¥5,000−札は一時よりは潤沢になったのかもしれませんがまま稲荷の郵便局は融通してくれてるのかな?毎月800通程のダイレクト・メールのお願いと我が家は子供たちの学資保険もお願いしてるから・・・・・。ちなみに祇園町の郵便局は、たった10枚しか変えてくれないのです。
で昨夜のこれまたご縁を感じさせられる晩は
・Corton Clos de la Vigne au Saint’98 Louis Latour
・Henriot Cuvee des Enchanteleures’89
5年ほど前に僕の人生を雁字搦めにする住宅ローンを組んでから、生活の拠点は伏見稲荷界隈に。この祇園町で働くには、距離や立地も考えると伏見稲荷は非常に便利でまたこの頃は非常にご縁が見つかり世間の狭さ以上に人と人との繋がりの大切さも改めて。
昨夜も先日向かいの100年創業の鰻屋さんからご紹介いただけた料理人さん達の団体さんの中から再度ご利用いただく機会が。今宵はお名刺をいただけたのですが、お連れの社長さんを含め我が家からも非常に近い京都ならではの事業の方と料亭旅館のご主人さんでしたのでしばしローカルな話題にも華が咲く形に。
そう考えれば僕自身は住まいはマンションでも難でも構わない考え方ではありましたが、お商売をさせていただくにあたり持ち家を持つ意味合いも少なからずかもしれません。まま、未だほとんどは京都銀行さんに所有権は有るような気がいたしますが・・・・・。
何時もならばカリフォルニアのパワフル・カベルネをお好みとされるのですが、もう眠そうでしたので柔らかいブルゴーニュを!そんな思いも余計なお世話だったかな?
スムーズに繊細なラインで入ってくるコルトン、ドメーヌと強く記載されるルイ・ラトゥールの自信作でもある’98のクロ・ド・ラ・ヴィーニュ・オ・サンは余韻が優雅なんだけどな。
この所アンリオを試す機会が少なからず、ブリュット’96に続いてゴールド・ラベルの’85’90と中々の味わいを楽しみながらもやはりこのアンシャンテルールは別格なゴージャスな味わいを。流石のプレステージなのでしょうが、’89はやっとナッツのニュアンスも表現し始め生牡蠣や帆立のバター焼きにも好相性で。

                      Sommelier R.Imamura