Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'89'48の!

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本日のお昼間は 愛犬のお散歩に トライアンフも。やや、ゆっくりと 休むことも出来たので お天気の良い中での 気分転換を。そろそろ 花粉の飛散も気掛かりでは有りますが 兎に角 先週のような雨模様より 晴れてくれるのが 心安らかかと。

で 昨夜の 正に世代のギャップとでも言いますか

・Paul Gadiot Precurseur Extra Brut'12 Ponson

・Chateau Olivier Blanc'02 Graves

・Chateau Rauzan Segla'96 Margaux

・Chateau Rausan Segla'48 Margaux

・Veuve Clicquot Ponsardin Brut'04

・Sancerre L'Amiral'89 Gitton Pere & Fils

・Bourgogne Rouge'89 Des Roches

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この晩も 素晴らしく!ご予約をいただいておりました 今宵の5名様は 主賓の方は この度 旭日単光章 なる 受章をされたそうで。何の章なのかも 微妙に深く理解は出来ておりませんが 何れにしても 立派な積み上げてこられたもに対する 評価だと。

関連の有られる皆様との会食になり 泡・白 と前座を経て 今宵のお題目の ヴィンテージ'48を。個人的にも このヴィンテージは 中々もう出会い難い作柄でも有るかと。中々難しい作柄となりましたが お人の昨夜としては 章を得られるほどですので。

ヴィンテージ'96は 既に シャネルの所有する段階での 素晴らしいヴィンテージで ここと比較をするのも ナンセンスかもしれませんが 70年の時を経た この 戦後直ぐのヴィンテージは まあ 妖怪などのコメントも有られましたが しっかりと甘みも残す 当然ながらの ノスタルジーで。

懐かしい ボルドーのあの街道沿いに佇む シャトー ローザン セグラの 優雅な建物が思い出されます!細かい エチケットのスペルの変化も 思わせぶりですが。おめでとうございます。

2ラウンド目は 今宵は両手に花の。ヴィンテージ'98の 芸妓さんですが 今宵は ヴィンテージ'89の バーテンダーさんの 転職のお祝いを兼ねて。ラグジュアリー ホテルへの就職のようで 向上心に脱帽です。

白ワインづいておられる こともあり ヴィンテージ'89の ソーヴィニヨン   ブランは やや 滑りの有る質感では有りますが 蜂蜜のニュアンスの甘みは 良き熟成の姿です。辛うじて 対応が為された手持ちでしたが。白ワインは ヴィンテージ'88は 幾つか有りましたが この ヴィンテージは 唯一の手持ちだったかな?

赤ワインも トライしていただけ ブルゴーニュも。赤ワインは 沢山有ります!よの ヴィンテージ'89のACでした。穏やかな 格では有りますが このボトルが 最終ながらも 最上の状態だったかと。淡い甘みの 姿は洗練を得るもので 今宵の〆には 優しく寄り添う 優しい気持ちになれる逸品でも。

新年も変わられずの ご利用に感謝ですが 来週もまた お待ちしております!

Sommelier R.Imamura