Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

11月の〆に相応しい

本日のお昼は、お稲荷さんへ。郵便局へ釣銭の紙幣を新札に両替を兼ねて。流石に毎月の1日は、伏見のお稲荷さんは高級車が列を為す様に。僕はそこをすり抜けてベスパ100で、所要時間5分の今月のお祈りではありましたが。
10月もご入金の関係などで、自身のお給料が10日に幾らか遅れる形になりましたが何とかお支払いは今月も。これもまたひとえに顧客の皆様のお陰かと。11月は年末のワインの入荷が多数予定されておりこれから数か月は、またまた厳しいお支払いの月が続きますがまたまた今月もご愛顧いただければ幸いです。
で昨夜の10月の〆ワインは
・Enrico Serafino Metodo Tradizionale Classico’01
・Gevrey Chambertin’98 Denis Mortet
・Nuits Saint Georges Clos des Argillieres’79 Louis Jado
・Taittinger Collection’85
後半に向かいの鰻屋さんからのご紹介でお越しの男性陣は、見るからにの面々の皆様でしたが僕自身は興味を持って見つめる方が含まれており。ワインがお好きな方々であれば何時かはお会いすることも有るかもしれないない?そんな感覚は有るものでメディアにも露出があられる和食の料理人さんであり経営者でありソムリエの資格もお持ちのムッシュで。もちろん共通の顧客がおられるのことでも話題には何度も。
ヴァン・ムスーは無いのか?そんな台詞にそう言えば泡のリストには、9割がたがシャンパーニュで残りもスパークリングでフランス国外のものがほとんど。男性陣のみであれば意図は読めるので、こんな時のエンリコ・セラフィーノのスプマンテのヴィンテージは千両役者の気が。
ダニエル・リオンの名が聞こえておりましたが、欠品でしたのでリコメンドが問われやはり素晴らしかったドニ・モルテ。’98は飲める状態のものも多く成りはじめており、噛みしめるスタイルの彼の早すぎる・・・・残念な限りです。
先日のお話の確認とのことでしたが、僕にとってはご利用いただけたことが何よりも。
うーん、この’79は抜栓時にお電話がなり思わずコルクを失念してしまいましたがまだまだ修行が足りませんか・・・・・。’79ともなれば流石に筋肉質のニュイ・サンジョルジュのしなやかでほぐれた感じ。ジャドはネゴスながらも、良く見かけるながらも個人的には他のドメーヌにも引けなど微塵も
〆は青いパッケージに葡萄の柄がゴージャスなテタンジェ・コレクション’85を。今回の’85は素晴らしかった今まで唯一前回の’85の何か腑に落ちないバランスに驚かされたものですが。
黄金色の液体に揺らめく優雅なゆっくりとした泡の筋はやはり何度飲んでも熟成したシャンパーニュの世界が最も優雅で美味なものかと。

                    Sommelier R.Imamura