Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

天使と悪魔

休日は月1お仕事の祇園町界隈のダイレクト・メールのポスティングに。今回は長男が手伝ってくれ久しぶりではありましたが、やはりこの手の作業は手助けがあるのが助かります。
その後は秋の観光の方々で、渋滞が膨らむ京都駅近辺で野暮用をすましてお買い物を。
そんな何でもない休日ではありましたが、就寝時に悪魔が。この所我儘が絶えない次男の彩人くんですが、泣きだしたら止まらない。長男の意地悪も原因ではありますが、しばし寝付けない我慢戦で。
また、本日も幼稚園の通園前にヨーグルトでゴネ始め。帰宅時には、またまたご近所さんに宣伝するが如くの半径100mの泣き声で。理由はジュースを買えとのことでした・・・・・。
I Tuneに落とし込んでいる映画”天使と悪魔”がまだ見れていませんが、我が家の愛すべき天使は最近は頻繁に悪魔に。
で先週末の男性陣は
・Chateau Grillet’86 Neyret Gachet
・Chateau Pontet Canet’79 Pauillac
前半から有難いことにどうやら おでん屋さんからあぶれて来られた方々は馴染みの皆さんで。しかもお二組とも面識のある方々だけに、こんな晩もございましょう。
慌ただしくお料理を仕上げる1時間ほどの勝負ではありましたが・・・・・。
中盤にお越しのムッシュお三方は、久々ながらもこう言ったご縁は非常に嬉しく今後とも良きご縁で有れば幸いです。
先日の”つぶやき”をお読みいただいていたのでしょう。”ローヌを”そんなお言葉も嬉しかったのですが、ああ11月用の特集ワインは未だお持ちしておりませんでしたので・・・・・・。まま、選択肢は十分ございましたが個人的にはあのワインこのワインと色々と自宅地下セラーに段ボール詰めして待機させていた銘柄も脳裏を。
で結局2本の流れで白のローヌから。相変わらずこの時代のシャトー・グリエの評価は如何せんではありますが、個人的にはこれも素晴らしく。’83’87と経験が出来た後の’86は、先のつぶやきの三銃士のヴィンテージの期待も膨らむ芳醇さに熟れたテイストかと。濃密な白ワインが熟成するとまた官能的なブーケをそこはかとなく。
赤も同じように色々とボトルをお並べして最終はお任せするのですが、エリアやタイプ的には色々とバランスを取るのですが中にはもうかなりお勉強価格のものも含まされているのです。個人的にははらはらするのも偶にはいいか、そんな感覚もございますが・・・・。
で選択は5級ながらも富みに近年の評価の上昇が高く、その内高嶺の花の成ってしまわないか心配です。この’79も評価異常に出来は良く、最初は正に閉じこもっている感じで。こんな時にデキャンタージュの意味を感じます、これが本当にベールを脱ぐような解け方で。やはりボルドーは、特に早飲みしてはならん!

           Sommelier R.Imamura