Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Les Gaudichots

本日のお昼間は、ゆっくりと。やはり最近は紫煙を出来る限り我慢する晩も多く、昨夜の様に燻らせると体力的にはかなり消耗しているような気がいたします。
で、ゆっくりと睡眠を取りましたが 昨夜の顧客からのご依頼の件でワイン商の方やリストランテ・オルトの谷村シェフには色々と確認の作業をお手数お掛け。
イケムの価格の高騰は、やはり当然かもしれない。他のボルドーの赤の数字から考えてもその希少性や味わいの恍惚の畏敬の念からも未だに有る意味ではお買得にも感じられてしまうから・・・・。
で、合わせてフォワグラとトリュフのご依頼も。週末に北のゲスト・ハウスにて東京からのゲストを迎えてのバーベキューにこのようなアイテムが揃えられるのも流石の世界観かな?
で昨夜のプルミエは
・Vosne Romanee Les Gaudichots’97 Forey Pere & Fils
メールでのご依頼に返信をしておりましたが、今宵は直接ご来店で。静かなカウンターで二人して男時間でしたが、よっぽど引き合われる部分も有られるのでしょうか?何時もの芸妓さんが、お越しの偶然。微妙なタイミングではありましたが、まま皆様大人の方々ですので・・・・・。
嘗てはLes Gaudichots Au La Tacheの呼び名のプルミエだったこのゴーディショはラターシュの特級昇格で僅かに1ヘクタールほど残された区画のようです。現在も所有者を3つのドメーヌにネゴスも僅かにで。まま、そんなセールス台詞がそのワインの最大の売り文句かもしれませんがラターシュほどの期待は過大かと。
それでも’97でハーフですので、当然ながら中々の飲み頃に近づきヴォーヌ・ロマネのポテンシャルも合わさり非常に淡く繊細なスタイルで攻めて参ります。
相変わらずではありますが、ゲストよりもその口径の太い新たな銘柄のロメオのワイド・チャーチルなる銘柄。流石の竹川氏からの1本は湿度の管理も素晴らしくフカフカな手触りに柔らかく甘みがたっぷりと。火傷するまで吸い込みたい、紫煙かと。

                    Sommelier R.Imamura