Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ご利用最終はDRCにて

休日はダイレクト・メールを祇園町界隈のポスティングに。毎度思いますが何時頃まで、自身で配り回れるかな?約900枚の葉書を。今回は真夏の暑さに汗だくでしたが、出がけに連れて行けと足にしがみ付いていた次男を本当に連れてこなくて正解でした。
お昼間の一番熱い時間帯に行くのも馬鹿だな、と自分でも思いましたが夕方は長男のボーイスカウトの夏キャンプからの帰宅のお迎えもあったので・・・。ですがですが、夕方のゲリラ豪雨にしばしの雨宿りをしたことを考えるとお昼に配って正解でした。
また、本日は久々に次男と蝉を網で捕まえて。基本、蝉は直ぐに放してあげないと・・・・。短い蝉生だから。ですが、今回は1日だけ虫かごに。強烈な鳴きに家じゅう包まれましたが、まましばしの時間だけ夏本番の8月らしさも。それにしても、相変わらず我が家の子供たちは虫が触れないな。
あ、昨日にカブトムシのメスは触ってたな。
で7月最終のDRCは
・Morey Saint Denia’99 Lucie Auguste Lignier
・Meursault Blagny’98 Luois Jado
・Gevrey Chambertin’90 Rossignol Trapet
・Echezeaux’94 Domaine de la Romanee Conti
7月もご愛顧ありがとうございました。この月も、やはりそうだな祇園祭に辛うじての救われた感が有りましたかね?
このところ、ままワインの支払いが高額なのがネックなのは毎度のことですが本当にぎりぎりの経営状態かな?そして、今回から家賃がややプライスダウンされたことと独立3年が経つ権利のお支払いが完全に終わったことでの固定費がほんの少しだけ。本当に皆様のお蔭で有難うございます、今後ともご愛顧のほどを。
で、この晩は8月のお忙しさを懸念され一足早いお越しの何時ものムッシュ。大分、先の御接待で飲み込まれたようで珍しくハーフにて。おそらく9月に予定されるボランジェ1889を夢見ながらのシガーとリニエの愛らしい果実味のモレを。
神戸からのお二人は、ご紹介いただけたレストランの皆様にも感謝を。大阪界隈のワインバーのお噂も興味深いですが、結局選択肢の中からジャドを。そうですね、大きなネゴシアンで敬遠されるかたもございますがこの’98のブラニは非常に濃密でほんの少し熟成感も感じられるとても上質なやはりやはりの安定感なのです。12月のほしの屋さんへのお泊り時もお待ちしております。
今回の震災時に義捐金?と称され大きな纏まった金額をお預かりさせていただいたムッシュ。今宵で全てお出しさせていただくことに。計20本にて、またその中に特別なボトルをx2だけは含ませていただくお約束も。その1本目はドメーヌ・ルロワの’04ヴォーヌ・ロマネが使用されましたが今宵は先ずはロシニョールの方のトラペのジュヴレ’90を。前回のボトルよりもやはり落ち着きを取り戻しており。肉付きの噛みしめるジュヴレの良さが全体を通じて。
最後の20本目を今宵とは考えていませんでしたが。想定をしていた銘柄でもあったのでDRCを。最近は’98のエシェゾーなども大分飲める状態を意識させられるテイスティングもございましたが、この’94は硬かった・・・・・。残念なほど。素晴らしい香りの拡がり方は流石のザ・ドメーヌの姿でしたが、先の’90のようなバランス感覚では無く。
得をされたのはこの後お越しのマダムでしょうか?やや、時間の経過で紐解かれたDRCの特有の香りを全開に艶めかしさを放つエシェゾーの姿を。

                 Sommelier R.Imamura