Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

若いけど

RM、最近はあまりその表現をされる方は少なくなったような?正に自然派なども含めて日本人のらしさでしょうが、確かに中には極上の造り手も。
ワインニュースで気になったのは、ブラン・ド・ブランの極上のRMのアラン・ロベール。ヴィンテージの好みはございますが、個人的にも’85のメニル・トラディションは思いで深くまたストックを1本のみ残す特別なボトルかと。
残念ながら、どうやら新たに仕込む様子はないようで葡萄をデゥラモットに売られているようで?残念で仕方ない。’90ですら極上のものだっただけに。何かの間違えで有って欲しいが。
また、もうひとつのコラムからは震災等でのワインの保管の難しさを考えたもの。この方は寺田倉庫に預けることが、解決策だったようですが個人的には一応の保険は掛けてはおりますが天災に関しては諦めてはいませんが受け入れざる負えない気がいたしますが。
で昨夜の若いヴィンテージながらのブルゴーニュ
・Gevrey Chambertin La Justice’04 Philippe Charlopin Parizot
セラーの奥から出てきた感じのこのボトル。そう言えば以前にグラスでも使用したような記憶が。ジャイエの薫陶を受けた、何て台詞は今されかもしれませんがこれも含めて以前は中々手に入れずらい造り手で。
開けたてはやはり硬さを感じてしまう、それは当たり前ですが流石に徐々に滑らかさが顔を出すのです。比較的ゆっくりながらもこれが彼の持ち味かも。ジュヴレの肉付きの良い、果実味の塊はお手本のような姿。
まま、流石にドメーヌ・ルロワの’04ジュヴレにはひれ伏しますがコスト面で七分の一くらいでしたら申し分ない上質な銘柄では?

             Sommelier R.Imamura