Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

フライング

11月の最初から親馬鹿ネタなのですが、次男の幼稚園の本日のメモ書きに先生から。どうやら次男は、次男特有のおっとり気質もあってかまたどうやら今のクラスは女性率が高いようで女の子に人気者らしく。
まあ、体がまだ小さいので玩具扱いされているだけかもしれませんが。長男も3歳頃は可愛かったけども最近は・・・・。
で、ついでに次男のヴィンテージの’07のプレステージシャンパーニュを除いては大御所のオファーが西村さんより。またまた、買わされたと言うかいえいえ買わせていただいたと伝えたほうがよいのかのDRC。
やはり難しいヴィンテージと言えども、僕の所には王様二つはオファーは無くそこからで。結局、今回も僕的には高額なラターシュとお買い得なエシェゾーを2本の計3本で次男のヴィンテージのスティル・ワインは十分なストックかと。
で10月最終の晩は
・Taittinger Comtes de Champagne’88
・Richebourg’82 Jean Gros
何となく気持ち穏やかではない中での営業でもありましたが、良い知らせにまた色々考えさせられる知らせもあり。
今宵の極上は、正に極上ではあるのですが価格交渉の難航にやや気疲れを。まあ、何時もお世話になる方々だけによろしいのですが如何せん銘柄が希少でもありまた思いも詰まる造り手でもあり。それでも飲んでいただけるだけでも有難く思わなければですが。
コント、10月のお勧めのシャンパーニュの最後の1本が泡に消えていきました。昨年のベスト・シャンパーニュだったような?’73ではありますが、そういった意味でも楽しみにしておりました。普通では極上、ひねフェチの僕にはまだ若い。ですが、この段階でも流石の高貴さを纏うブラン・ド・ブラン。また、10年後に出会いたい。
見せられれば飲みたい!そんなエチケットなのも解ります、僕も飲みたいですし。当然のような既に飲み頃で、多彩なブーケの応酬で。個人的にはまだ見ぬジャイエのリシューブールは、解りませんが気難しいDRCよりもこの段階では近づき易く。ただただ、優雅さの面に於いては好みも問われますが熟成のピークに達したら家柄の違い位の悲しくも越えられない世界観が待ち受けているのですが・・・・・。
まあ、何れにしてもベルナールが造っていたのかもしれないですがジャンの名が刷られたボトルには心弾む抜栓には変わりない。