Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Shirah or Shiraz

休日は散髪に。月に一度は、身切りと言いますか僕のリラックスのひとつです。15年来くらいのお付き合いになるかと思いますが、こちらのマスターはステレオ・マニアで。毎回、髭剃りの時にアナログ盤を取り出して流してくれるのですが昨日は雨が降り出すころでしんみりとジャズに聞き入りましたが。お店でも使いたくなる、雰囲気の女性ヴォーカルでしたが何方か聞き忘れたな。
問題は帰宅時に、ほんの少しは雨宿りはしましたが久々のトライアンフで雨中の走行に。
で、週末土曜のドクターは
・Echezeaux’97 Rene Engel
・Connetable du Chateau Talbot’90 St Julien
・Shiraz’97 Bowen Estate Coonawarra
・Syrah’99 Araujo Eisele Vineyard
・Beaune Champs Pimont’99 Louis Jado
中々大変だな!そんな印象をも持ちますが、製薬会社さんのMRさんにはやはり沢山ご利用いただきたい。それは本音で。ただただ、多すぎてもお顔を刺されるのでしょうから難しい所でしょうが。
前回の売掛を残すドクターは、今宵のインクルードしてのご清算が目的でも。
ブルゴーニュからで、ままいきなりのグラン・クリュですが’97ですのでお許しを。うん、少し落ち着いてたかな?でもヴージョの方がやはり印象は。
ボルドーは、僕らしく’90で。セカンドではありますが、この纏まりがやはりワインには必要かと。洗練さが際立ちます。
ですが、シラーズなんですね。らしいですが、’97ながらもパワフルで。濃密なカシスのソースを舐めるような、果実の爆発でこのへんで酔いましょうか?がはっきりと。
ですが、4本目に。今夜は余り飲み込んでいない僕に最後はお任せの全権を。なので、良い機会なのでシラーをカリフォルニアで。希少なアラホのシラー、こちらも’99で相変わらず”ぎゅ”と詰まる味わいにたまらない果実味の塊でしたが結局ゆっくり飲めない今宵の問題児が。
何時もはお二人でなのですが、今宵はお一人で。そんな時は、やはりですが酔っておられ。如何せんお声が大きすぎて、容姿も端正なマダムだけに横のドクターがほっておくはずが。ここから随分何でか?僕が色々詰められましたが最後は面倒見切れなく。無碍には出来ないのですが、如何なものかと。