Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Denis Mortet

本日は、この3か月間の大きな山を越えるようなご返答が ひとついただけ。ですが、まだまだ 容量を得ないことも多くございますので 完全にご報告とはいけません。来週から再来週あたりには 皆様にもお伝え出来れば幸いです。
うーん、非常に時間もかかり ストレスも感じますが これもまた致し方ない・・・・・。
で 何とか何とかの4月のスタートは
・Cabernet Franc’09 Kenzo Estate
・Clos de Vougeot’00 Denis Mortet

4月ですのでね、新たなスタートを切られたお姉さんも祇園町からは しばし でしょうが 去る者とまた去らざる者との 立ち位置の違いは明白かと。
久々の ご夫婦でのご利用でしたが、正直 毎度のことながら ムッシュのお話には世界観が違い過ぎて・・・・・。ハーフ 1本での 話としても・・・・・。
着実に その顧客を獲得されてもいるようなカリフォルニアのこの造り手。であれば、僕の所ではある意味 他の銘柄でも良いような気もしますが それはそれで。
品質に於いては、まず間違えの無い 重量級ですが カベルネ・フランもしかりの どのキュヴェも”良く出来た味わい”かと。
深夜のドクターは、今月も ありがとうございます。また、何時もながらの お心使いで今宵はご提案も。検討すべき内容でもあり 心揺らぐことでしたが やはり現状は最大の顧客でもあるだけにご迷惑は掛けれないな・・・・・。
正に今月のとっておきの 故ドニ・モルテの クロ・ド・ヴージョ。’00は比較的飲み頃も意識させる段階にあるのかな?そんなイメージもありましたが やはり相変わらず 大ぶりの果実の凝縮したスタイルに熟れたタンニンは 誰しもが。
大ぶりのリーデルのソムリエ・シリーズに 目いっぱいの空気を含ませるような呑み込み方で その味わいはまた より外交的に。熟成と言うよりも その造りのポテンシャルを楽しみたい貴重なグラン・クリュの逸品で。

          Sommelier R.Imamura