Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ブルギニヨン

休日は長男がボーイスカウトでのスキーに。今年からは同伴の必要が無くなったのですが、集合場所までの送り迎えはやはり僕のお勤めで。
実際にはどのくらいの上達であったのかは、解りませんがいずれにしてもケガ無く人様にも突っ込んで迷惑以上はかけなかったようですので良しとしましょう。
で、僕は次男とだらだらとマイホームで過ごしてしまいましたが。
先週末の土曜を思い出しながら
・Chambolle Musigny’00 Alain Hudelot Noellat
・Gevrey Chambertin’90 Joseph Drouhin
・Morey Saint Denis Les Monts Luisants’93 A.Pernin Rossin
2月は何とも相変わらずですが、動きも緩慢で気が付けば早くも1週間が過ぎてしまう羽目に。
本当に後半まで、読書をしながらの晩ではありましたがやはり結局ブルゴーニュに終始することに。
遅めの新年の御挨拶にはなりましたが、御嬢さんの順調な様子の写真もありそれも致し方ない状況なのも理解出来ます。目に入れてものお言葉も、良く良く。
何となくメリハリの無いヴィンテージの赤のブルゴーニュですが、意外にこのユドロ・ノエラのシャンボールは落ち着いていて果実味が綺麗に。
ただ、途中からお手洗いから出てこられなく。僕の飲みしろがほとんどだったかな。
’90でも中々熟成してるのだね!そんなお言葉に安堵を。ここまでは基本ときには’60’70’80年代に留めていましたムッシュですが、そろそろ’9の段階もご理解いただけたので手持ちのボトルの内容的にも救われます。まま、’90は流石に豊満な味わいを持つだけに熟成感だけではない美味しさの評価も含めての表現だとは思いますが。
今宵は久々の遅がけのお越しになりましたが、やはりブルゴーニュで。先日の悔やまれることもございましたので今回は’93で。モン・リュイザンって個人的には白の印象が強いプルミエではありますが中程度の造り手のペルナン・ロサンも中々上質な味わいに仕上げているような。しかもヴォーヌ・ロマネのイメージが強い彼らだけに何処となく肉厚なモレらしからぬスタイルも深夜には受け入れ易い気がしたのは、立て続けにグラスを空けていっていた僕だけだろうか?

            Sommelier R.Imamura