Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Bahans

2月は、やはり雪が残りますね。本日のお昼もべスパで雪の中を。夕方になり、一段と雪の状態も積もりそうで今年は2月唯一のくらいのイベントのバレンタインデーも如何なものでしょうか?
そうそう、休日は意外な運があり老舗のお肉屋さんのすき焼き肉が抽選で当たっていたようで。偶にはの自宅での赤ワインは、ラングドックのヴァン・ド・ペイを。珍しいセレクトには意外な意味もありましたが、やはり南フランスの若いヴィンテージの濃い味わいには酔いが強烈に。
でも、やっぱりお店で仲居さんに焼いてもらうすき焼きのほうが美味しく感じるのは何でだろうな?
で先週末の土曜日のワインは
・Chambolle Musigny’00 Alain Hudelot Noellat
・Chateau Bahans Haut Brion’99 Graves
微妙な展開の晩であったことは間違えないのですが、今宵もドクターが。しかも皆さんご出身は沖縄だそうで。現在の勤務先は、東京と大阪のようで集合が祇園に。まま、お茶屋さん遊びのデヴューだったそうですがその流れでのお越しのようでした。気の合われる仲間が本当に久々に会われるのは、素敵なことでそんな場にお選びいただいたことに感謝いたします。
難しい選択ではありましたが、ブルゴーニュから。リストのシャンボールからはご予算的に中々難しいのですが結局この’00にしては綺麗に纏まるユドロ・ノエラを。今月は何度かこの銘柄に重宝しているような。
で、酔いながらもボルドーに。決めておられたようで、名指しのオーブリオンのセカンドを。確か現在は当主の方の名が添えられた名称に変更されたのではなかったかな?
’99のアルコール感の角が取れ始めた、上質なセカンド・ラベルは全開のクレーム・ド・カシスの濃密なアロマを。途中からはお一方は舟をこぎ始められていましたが、その辺りから皆様の本音の部分もノスタルジーを語られる展開に。今年はカリフォルニアとフランスへの研修も予定されておられるようで、しばし離れられる距離も一段と。
こう言った流れできっとドクターの皆様はワインへの執着がまた深くなられるのでしょうか?正に銘醸地が、研修先になるのですから。

            Sommelier R.Imamura