Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

前祝

1月ももう終わってしまう、休日は寒さで出て行くのを億劫に感じていた長男を引き連れて祇園町に。月1のダイレクト・メールのポスティングですが、朝方まで祇園町にいたかと思うと何かお休みの日にもここを歩いているのは何か疑問も感じますが。
それにしても、毎月毎月同じルートを回る繰り返しなのですがテナントが閉まる状況が多々見受けられ。流石に老舗のお店さんは、何も変わられない形かもしれませんが明日は我が身で2月も乗り切りたくご愛顧いただければ幸いです。
また、早くも何故か自宅のお風呂に浸かった時から今年の花粉攻撃が。汚い話ですが鼻水との戦いです。ソムリエらしからぬ。
で先週末の白ワインは
・GAIA & REY Chardonnay’84 Gaja 1500ml
・Meursault Blagny’98 Louis Jado
学会での京都への3日間を、全てお顔をお出しいただけたドクターには心よりお礼を。お互いに年齢的にも近く、毎年環境は変化していきますが変わらぬご縁を今後とも。
サッカー観戦は、スポーツバーのご予約を取られていたことは存じておりました。可能であればマグナムx2でガヤの赤白揃い踏みと行きたいところでしたが、連日でしたので流石に甘えきる訳にも。
本当に希少で、現行ヴィンテージだけかな?見つかっても。そんなガイヤ・エ・レイの’84でしかもマグナム。個人的にも熟成したボトルはこの’84のレギュラーを以前試したまでに留まるので、それ程稀有な存在。
イタリアのモンラッシェとは、言いすぎかもしれませんがヴィンテージ由来?のやや青い酸も感じさせられますが複雑に入り混じるモカのニュアンスはやはりこの銘柄の特別な立ち位置を。
ちなきに手持ちで、’89のマグナムもございますがこれはまだまだ先のお話でしょうか。
前祝のようなマグナムでしたが、サッカーの決勝戦は展開はどうも退屈な感じで。ただただ、最後の最後にすっきりと。でシャンパーニュと行きたいところですが、ジャドのブラニを。
ここのところグラスで彼らのピュリニ’99を扱っているのですが、これはこれで中々素晴らしく。ただ、比較でこのブラニテイスティングした時の味わいの好みの差は歴然でした。豊満にして濃密、何だかとてもとろける印象でしたが何か妙に畑の格の違いも当然ですが掲げられているプライスの信ぴょう性に妙に納得してしまう現実で。 R