Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Aux Rea

何とも由々しき問題ですが、ビジネスに成るだけに仕方ないでしょうか?今度はワインまでもあの国では偽造を含めて人体にまで影響が有るものが造られているようです。また、フェイクでは特に人気のラフィットの’82の空き瓶が数万円で取引されているようで。
まま、何れにしても信頼できる取引先からの仕入れを心がけるしかなく。また、テイスティングには慎重さとそして何よりも経験のあるソムリエからの提供が為されることを。
その為にも、日々経験値を上げるノムリエでありたい。
で、昨夜のワインは
・Vosne Romanee Aux Rea’87 Francois Gerbet
やはり、1月も中盤の中だるみか穏やかな展開の晩に。こんな時にも、グラス1杯でものゲストにも大切な目を配る必要はあるのですが何分こちらにも相性が有るかもしれません。
また、飲み頃のワインに関してもご質問をいただきましたがこれも特に好みとしか言いようがない。DRCのボトルにLeroyのシールが併記されているものをご覧になられたことがない、そんな切っ掛けでしたが個人的には’07のボトルなどは本当に次男の為に購入したもので今はまだ。まま、資金繰りで何時かはお開けすることもございましょうが断腸の思いでしょう。
そんな中での何時ものムッシュは、待ち合わせで。ポール・ロジェで談笑しており、マダムのお越しでオー・レアを。地味な存在のドメーヌの印象ながらも流石に解り易く近づき易いヴォーヌ・ロマネのプルミエ。’87ながらも非常にピュアな果実の味わいが忠実に表現されており、熟成感もまた僕の哲学のひとつで。
どうせなら、やはり特にブルゴーニュは寝て酸が纏まった段階のものを。贅沢かもしれませんが、DRCでなくてもグラン・クリュでなくてもこのボトルが真実のような気が。まま、纏まった段階のDRCが飲めるのであればそれに越したことはないのですが・・・・・・・。
それにしても昨夜のサッカーは、凄かったな。相変わらずのカーナビのワンセグで営業中ながらも。アジアの大会ではありますが、ここで評価を得るための選手達が特に中東の選手は神に拝むシーンなどはそれらしく。
           Sommelier R.Imamura