Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’86

本日のお昼間もジムに。金曜日はその後は我が家は子供たちに追われるのですが、長男は公文に。次男は幼稚園のサッカー教室と。長男は相変わらず、公文をしっかりこなしたのかな?鞄を投げて遊びにいきましたが・・・・・。次男はと言うと今日は泣きながら帰宅し。些細な気に入らないことでしょうが、頑固で。どうやら小学校は6年生で学級閉鎖、幼稚園は園全体がインフルエンザで閉鎖のようです。怖い季節の到来です。
で昨夜のDRCに挟まれたあの畑は
・Vosne Romanee La Grande Rue’86 F.Lamarche
今週は本当に苦戦だ・・・・・。そんな時に意外な方々からのご紹介になりましたが、本当に有り難く。しばらくは、こんな展開でひとつひとつ大切にお相手していくことが重要ですかね。
’99のDRCのヴォーヌ・ロマネが美味しかった!そんな台詞からスタートされるムッシュでしたが、そうだな僕の自宅地下セラーにも西村さんから破格の正規品を分けていただき1本だけ寝かされていますが未だテイスティングには至らない銘柄でも。個人的にはおそらくですが、プルミエとは言え’99は偉大なヴィンテージ 早のみのレストラン用にとの造り手の思いも理解は出来ますが。
まま、僕は残り福に期待して。
そんなお話もあり、ご予算の提示もありましたので可能なボトルを4種ほど。基本的には若めのヴィンテージが今までは中心だったそうですが、この位のご予算ならば十二分に飲みごろと個人的に思われる素晴らしいブルゴーニュがお渡しできるもので。
ロマネ・コンティとラ・ターシュに挟まれたこの時代はプルミエ・クリュ。色々と使い古されたくらいの台詞でもありますが、その位置関係には変わるはずもなく。そして近年の評価の上昇に古酒の存在も考えさせられるプライスではありますが、そこは時間のみぞ知る熟成の世界観。
アタックに醤油の香りが混じるものの、中盤以降の甘味の凝縮感はその畑のポテンシャルにほかならないものかと。
1本をお二人で早いペースではありましたが、ご自身たちの酒量をご理解された上での大人のワイン時間だったかと。上手に伏見と祇園街を行き来頂ければ幸いです。
(画像はヴィンテージ’89にて)
                   Sommelier R.Imamura