Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Batard’80

本日のお昼間もジムに。今週は週3をノルマにきたしておりますが、夏休みが始まり我が家は賑やかと言うよりかは騒がしく。ジムに出かけようとする際も次男坊に後ろ髪を引かれながら。
今日は先日の休日に購入した、まま完全に玩具なのですがネットとラケットx2にピンポンをひとつの卓球セット。これが我が家のダイニング・テーブルのサイズにぴったりで、この相手をしろと!
そう考えてみると、我が子二人は卓球は初体験だったようで。何か意外な感じもしましたが、ここにも親としての務めと言ったら大袈裟ですが遊びも色々と体験させてあげないと・・・・。
で昨夜の白ワインは
・Santa Chiara’97 Paolo Bea
・Batrad Montrachet’80 Fleurot Larose
・Chardonnay Kistler Vineyard’99 Kistler Sonoma Valley
何だか気が付けばボトルで出て行ったアイテムは全て白ワインだった。後半のアフターの方々には赤のグラスで、カリフォルニアのカベルネやランシュ・バージュのセカンドの’97などが宛がわれましたがそれでもやはりこのクラスになると白ワインのパフォーマンスの素晴らしさには・・・。
同級生のマダムは今宵も白ワインを。失礼ながらこのボトル、モンテファルコのエリアのワインなのは覚えているのですがエチケットの印刷の擦れなどでヴィンテージも定かではなくなりつつで。
自然派ワイン!そんな触れ込みのお勧めで僅かに仕入れたボトルでしたが、綺麗に熟成しておりましたね。変にひねた感じに為りうる可能性もありますが、このイタリアはよもやま話にはぴったりの添え物で。
久々のワイン・ラヴァーのムッシュでしたが、今宵も何時ものマダムを伴われ。こちらもブルゴーニュの白がお好きで”バタール”と表現されましたが、まま大分お勉強させていただく形でも提供で。
奇遇なことにこのボトルに縁があるムッシュもお越しになられシャルドネを合わせる形のソノマの丁寧な造り手を。
フルロ・ラローズの’80は以前の1本と同じ印象で、確かにグラン・クリュにしてはやや酸立つ感じの味わいは否めない。ですが、こんな希少なボトルでもありヴィンテージ’80のノスタルジーはほかのボトルでは中々感じ得ない。もちろん、失礼ながら手持ちでより豪華な銘柄もございますが。
そして若い段階ながらも’99のキスラーは、濃密でバタリー。色合い自体はバタールとは比較にならないほど淡い段階ながらも流石にこの造り手の上質さを感じ得ます。
カリフォルニアは個人的にはシャルドネが一番良く出来ていると思う。特にこのキスラーは外せない造り手だ。ちなみに今宵のムッシュがお手持ちのキュヴェ・キャスリン’98をお持ちになられています。手持ちに’95もございますが、この辺りも非常に興味深い。

              Sommelier R.Imamura