Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

極上のブルゴーニュ

休日は穏やかな時間が流れて。お稲荷さんへの散歩も兼ねての近所は、長男が最近は一人でボーイ・スカウトに自転車で出かけておりますのでその帰宅を稲荷の参道に続く橋の上で待つ時間もまた楽しく感じられ。
で、先週末の素晴らしいブルゴーニュの数々にシャンパーニュの紅一点は
・Corton Clos su Roi’76 Michel Voarick
・Chassagne Montrachet Morgeot’89 Ramonet
・Mazis Chambertin’94 D’Auvenay
・Pernand Vergelesses 1er’73 Rapet
・Bollinger Brut’66
・La Romanee’84 Bouchard Pere & Fils
・Gewurztraminer Altenberg Bergheim’87 Marcel Deiss
久々のドクターは、お疲れもピークのようでしたがお早い時間だけは。今宵のスタートも’76のグラン・クリュとは贅沢でしたが、振り返れば何の問題もないかのような熟れた果実味。
こちらも久々のお料理人さん、中々ワインのセレクトには気難しい方ではあるものの今宵のラモネは十二分のパフォーマンスを。まあ、状態が良いボトルで’89の彼のプルミエであれば間違えはないか。
合流されたマダムは、今宵もxxxxxxxxxxxxxxxx
ですが、ワインはやはり極上でした。ドーヴネの希少なマジの熟成。これより古いボトルは、無かったのでは?近年のマダムの仕上がりにも近いニュアンスながらももう出会うことすらそんなに無いであろう偉大なグラン・クリュに陶酔しており。
こちらも何時ものお二人には、今宵も安定した仕事がこなされたラフェのペルナン。熟成がクラスを超えた味わいを醸し出します。
お取り置きさせていただいていた、ボランジェの興味深い’66の熟成。目減り分が大きかったので心配もありましたが、このボトルもまた非常に素晴らしく。とろける蜂蜜は今宵また別の次元で。
止まらない折半は、遂に0.8haの最小クリマまで。難しい’84ながらも偉大なまではいきませんが、ロマネ・コンティの上に聳える斜面上のグラン・クリュ。
〆は長々ながらもこれまた極上のグラン・クリュのダイスの’87を。疲れ切った肝臓に優しい柔らかい甘みは相応しい極上の1本。R