Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ブルゴーニュの白

ああ、何とも迂闊でした。本日のお昼間は、子供たちは妻と実家に所要で。帰りは迎えに行ったのですが、自宅のそばの狭い路地で慣れた90度の直角でしたがバンパーからほんの少しミニの右面を。5センチほどの傷ではありますが、上手いことに塗装面が剥がれて可哀そうな表情に。
相変わらず細かいトラブルは絶えません。お恥ずかしい。
で昨夜のブルゴーニュの白は
・Chablis Sechet’98 Rene et Vincent Dauvissat
・Cote Rotie’97 Rene Rostaing
・Morey Saint Denis Mont Luisants’00 Dujac
・Meursault Perrieres’98 Albert Grivault
前半からの何時ものムッシュは、今宵も東京からの出張帰り。偶にこんな機会を見つけていただき、お食事と通好みのワインをご一緒に。
シャブリ、プルミエ以上になると中にはその名称のイメージを大きく覆し上質なビッグ・ネームにも引けを取らないものにも出会います。
このドーヴィサもまたクラシックな作り手で気が付けばリストに4種ものアイテムが列記されており。
開けたてのファーストの印象は、やはりミネラルの。ただ、デキャンタージュ後の開く様はフルーツのニュアンスに。
鴨のローストを練習していた最中でしたので、メインにこちらを。でハーフのロティを。ルネ・ロスタンは比較的、中庸的な味わいかと何時も。ただ、余った鴨肉を頬張りながらの口中は正に野獣の香りを。皮目の油に中和されるもののシラーのスパイシーな特徴は、この辺りのヴィンテージではお料理に寄り添う姿も。
後半のマダムは、最近は白が多いかな?デュジャックの白のプルミエ。個人的にはとても好きな銘柄。やや、若いのは否めませんが何時もながらの期待を裏切らない香りの豊満さと酸の美しさ。ここの代替わりも問題ないようですが、香りの立ち上がりは少し変わっていっているような。
〆はペリエール。半ケースほど仕入れましたが、もう無くなりそうです。夏らしいと言いますか、それほど爽やかな味わいとは対象ですがリッチな味わいに熟成しているのが私の扱わせていただくボトルの特徴かと。
ま、それでも話題は失礼ながら気が合うのでしょうか?失礼ながら低俗な話題に終始しましたが、かなり笑えました。   Sommelier R