Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

白ワインの逸品の’97’90

本日のお昼間は、4輪の愛車が板金塗装を終えて帰ってきました。それにしてもやはり綺麗に治るものだな。何事もなかったように新車の出で立ちに。そして僕のアメックスの来月の支払いも月初めにして中々の額に・・・・。
また、ディーラーのショールームでアイス・コーヒーをいただいているとお天気だった空が急に曇りはじめ強烈な雨模様に。昨日の竜巻と言い、日本も天災が怖いな・・・・。店舗の地震保険も満期を迎えることになりますが、やはりかけておかないと。車の保険も昨日更新したので、本当に経費倒れしかねない・・・・・・。
で昨夜の素晴らしい白の逸品は
・Chablis la Forest’97 Rene et Vincent Dauvissat
・Meursault Clos des Perierres’90 Albert Grivault

9月もそうだよな・・・・、ゆっくりのスタートで。
後半にお越しの男性陣は、お漬物やさんとシェフの何時もの仲良しコンビ。ですが、シェフはどうやらシンガポールに数年移動されるそうで寂しくなるものです。飲食業の景気も色々でしょうが、海外か・・・・。
ワイン好きのシェフが選ばれた白は、クラシカルなシャブリの造り手のドーヴィサを。’97はそろそろ?と言う印象ですが、香りの広がりは十分にその個性を表現しており。味わいもシェリーのようなナッツの味わいも含ませながら後半の余韻には未だ活き活きとした酸も蓄えながら。
そして比較対象にしたは贅沢な’90のクロ・ド・ペリエール。先日の1本はやはり温度が低すぎたかな?デキャンタージュして、大ぶりのグラスでスワリングするとスモーキーに上がる優雅な香りは正にエレガンスの極みのバランスを。モンラッシェほどまったりとはせず、綺麗な酸も合わせて贅沢なムルソーのミネラルを。個人的には断然の’90でしたが、’97のフォレもまた発酵食品を扱われるムッシュには壺を得たようで。

          Sommelier R.Imamura