Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Griotte

日曜日の伏見稲荷のお祭りで、息子達が最も欲しがったのは玩具の刀で暗闇で蛍光にケバケバシク発行するものを。我が家の子供部屋には、とにかく完品ではない状態の玩具は嫌というほどですのでこれは諭す形に。
その上での第二候補は、金魚釣りで。毎年、地蔵盆などで夏場に大量にお裾分けいただく金魚は決まって妻の仕事になってしまいこれも完全に却下の条件でしたが。今回は長男が世話をする、約束付きでのトライに。次男は0匹の結果で3匹いただき。長男は何と2匹を釣り上げ、3匹も分けていただき計8匹の小さな命がまたまた。
どうやら金魚には、腸が無いらしくエサはしばらくお預けのようです。
で昨夜のブルゴーニュ
・Hospices de Nuits Nuits Saint Georges Les Chaillots Les Brulees Les Plantes Au Baron’84 Henri de Bahezre
・Griotte Chambertin’88 Jean Claude Fourrier
営業時間を深夜1:00からに変えたろか!そんな寂しい前半でした。まま、それでもこんな晩でもほそぼそとも祇園町で構えさせていただく冥利が。
何時ものお二人は、今宵も1本だけやで!それで帰るから。まま、深夜にそんなボトルが当たり前と言うのも有難い限りですがやはり熟成したブルゴーニュがお目当てなだけに。
長いな、プルミエをブレンドして仕上げたものなのかな?勉強不足ながらもこのボトルも最後の1本でしたので、詳しく調べるには至らず。ニュイのオスピスは、酸の当たりが青梅のようで後半のタンニンが綺麗に引き締めてくれ中々洗練されたもの。
それにしても、こう言ったお互いにリスクの少ない安心感のブイルゴーニュのオールドの手持ちも恐怖感が募る減り方です。
これは流石にグラン・クリュ、先のニュイよりも格段にステージが。こう言ったゲストは異なれども、ご相伴に預かる私には毎晩が貴重なテイスティングのチャンスです。何よりも銘柄もお任せいただける機会が多いだけに。
どうやら近年何かしら人気のようです、ジャン・クロード・フーリエ。個人的には地味な印象のジュヴれの作り手、それが本音です。ただ、特級は侮れない後光のような。
’88の比較的まだまだ若い段階のグリオット、野生のさくらんぼは大ぶりな果肉を感じさせとても滑らかで豊満。R