Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ブルゴーニュ・ラヴァー

木曜日のお昼間は、大抵ゆっくりとお昼過ぎまでベットに沈み込んでいるような。ジムの強迫観念からは、解放されている日でもあり次男も幼稚園に。ただ、今週は祇園町での売掛回収に伺いたかったのは本音ですが。
まま、こんな睡眠時間を少しでも回復することで週末に対する鋭気を養いたいものです。
で昨夜のブルゴーニュ・ラヴァーは
・Chateau Couhin Lurton’98 Graves
・Pommard 1er Cru’97 Michel Gauneaux
・Cabernet Sauvignon Landslide’03 Simi
・Chambolle Musigny’76 Coron Pere & Fils
・Gevrey Chambertin’70 Leyscall
・Chablis Vaillons’94 Rene et Vinsant Dauvissat
・Pommard Refees’87 Camille Giraud
前半は中国からお帰りのお坊さん方。お食事事情が国が異なると色々でしょうが、ままやはり日本食が合われるのは致し方ない。
熟成したボルドーの白は、シャルドネ一辺倒の方にも目線が変わり新鮮さも。上質な作り手だけに食前酒感覚も贅沢で。
やや、淡く感じられ過ぎたのも食事の感覚が麻痺されていたからかも?何時ものブルゴーニュからカリフォルニアのパワフルなカベルネへと移行していかれ。偶にはそんな晩もございましょう。
東京から、ブルゴーニュを目指して。そんなワイン・ラヴァーのお越しは、嬉しいものです。ただ、リスト外からの提案を求められやや苦慮いたしましたが終わりよければ。そんなコロンの優良なシャンボール、’76は固さもやっと取れ未だに活き活きした姿にも感じられながらもこれまたモカ香る綺麗なヴィンテージ。
お遊びの感覚の’70のジュヴレ、ボトルむらも様々ですが段々悪くないような感覚にも襲われる不思議な銘柄。ピュアさを求めなければありかもしれない。
後半の皆様は、何時しかシャブリに心寄り添うようになられ。ほとんど洗脳状態もありましょうが、上質なドメーヌはやはり流石の輝きを放ちます。
まだ、早いかな?そんなヴィンテージ’94でしたが青い香りも放ちながらも絶妙なバランスのふくよかさ。ドーヴィサの力量はプルミエ・クラスですら十二分に。
こちらもお遊びですら’87を。  R