Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

正真正銘の

七夕ですね、夕立の影響か何となく寂しげな街並みに本日の京阪での出勤でしたが。また、今宵は響きも良いのでしょう友人と言いますか業界的には先輩になられる方がまた新たにバーを開業されます。もう、既にバーの業界では名は為されておられる方ですのでこれも楽しみなのです。それにしても、やはり次々と新たな展開も考えなければいけないものなのでしょうか?
既に既存店もあられるかたですので。まま、開業される場所が祇園街南側の特別な場所と言うのもトライされる価値を見出されたのでしょうが。
七夕の晩の開業だけに、依頼した祝い花はそれらしい華やかなものであることをお花屋さんに期待いたします。
で昨夜のイタリアンは
・Brunello di Montalchino Reserva’83 Biondi Santi
・Desbordes Amiaud Brut’86
”大袈裟でもなく、伝説でもない事実である。ブルネロ・ディ・モンタルチーノビオンディ・サンティが作った。”このフレーズが妙に頭から離れない、井石万希子さんのイタリアン・ワイン・ブックで勉強をしていたころが懐かしい。そのヤコポ・ビオンディ・サンティの項の出だしのフレーズである。百数十年の歴史を誇るこの銘柄も今でこそ色々な作り手が存在し、個人的にもまま古参の作り手であればほとんどをまたこのビオンディ・サンティにかんしては’70年代からではありますが随分扱わせていただく機会もございました。
いつものMRさんは、今宵はイタリアで!ガヤは以前お試しいただいたので、何かな?と考えさせられましたが。個人的には’70年代はやや難しいボトルも有ったような気がいたします。ですのでリストに載せていたのは’80年代を。幾分、まだ若さも残しつつもデキャンタージュのお陰でザクロやアメリカンチェリーの甘酸っぱさに暖かさを感じさせるタンニンの熟れた味わい。
何よりも個人的にはイタリア・ワインに於いては北のガヤと中央のビオンディがルーツだったような。高級ワインへの憧れを強くさせた思い出深い造り手で。
”ノン・アルコール・ワインの作り方”そんなお電話でのお問い合わせの何時ものムッシュ。発酵の途中で止めるのかしら?そんな曖昧な答えしか出せなかったので、基本アルコールのみの私ですのでお許しをいただき。まま、美味しいかどうかは・・・・。
熟成したシャンパーニュは、無論。 R