Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

嗜好品ながらも

休日は長男のボーイ・スカウトの付き添いで大阪の大山崎にハイキングへ。想定が甘く、軽いお散歩程度かと考えておりましたが初級コースではあるのでしょうが次男(約10キロ)を抱えての長上までの往復は流石に大変で。昇りを2度の休憩を挟んだ行程でしたが、すでにTシャツは汗だくで。下りは完全に単独行動に成ってしまい、幾分遠回りながらも何とかJRの駅までは。本日は完全に全身が筋肉痛であることは言うまでも・・・・・・。
さて、先週末の土曜日は
不思議なもので前半からお席が全てお二人でのご利用で詰まってしまい。久々の状況ながらもこれはこれで有りがたく。ただ、完全にお料理の為に厨房に入ってしまう形にも。特にいつもの芸妓さんには、お相手が全く。申し訳なくも中々上手くはいかないものです。
で今宵は失礼ながらもグラン・ヴァンと言う雰囲気ではなく、グラス・ワインでのお好み探しになったような。個人的にもご常連さん方は、ほぼご自身のお好みも粗方明確になられているかと思いますがやはり、お好みと味わいとそして銘柄に於いて把握されておられない方も当然ながら。
特に傾向としては、やはりパワフルな赤ワインを好まれる方にこの傾向は。今宵もピノノワールを飲み比べたい!とのムッシュながらも1杯目のグラスのカリフォルニアのカベルネのご指示にボトルのブルゴーニュには危険を感じさせられ。出来ればグラスでブルゴーニュをまず1杯。そんなやり取りは功を奏しましたが。特に今宵はブルゴーニュのグラスが’01’96’93と熟成したものが複数あり濃厚に迫るニューワールドとは一線を。
また、お次のマダムはイタリアのシラーを。さほど多くないであろうイタリアのこの品種。ローヌやオーストラリアならいざ知らずでしたが、ここにも透明感よりも透かすことすら不可能な凝縮感が押さえつけるかのようなスタイルを。まあ、確かに20代のころはそんな気もしましたが、ただその割にはグラス2杯も嗜まれないようで解せない部分も。
最後はグラスでマルゴーとDRCを飲んだ!しかも¥3000−で。そんなゲストに後半でしたので、幾分げっそりしてしまいましたがなるほどあるお店の3周年の特別なグラス。’97のマルゴーとエシェゾー’01が50mlにて。そうか良い経験ですね、そんな感覚も。そう言えば嘗ては偶にそれらしい企画もさせていただいたな。忘れておりました。 R