Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

お祝い

本日のお昼は次男を来年から幼稚園に通わせようと思っておりまして、その見学に。まだ2歳半なのですが、4月産まれの彼にはその内に外でのお友達も欲しがるでしょうので。週に1・2回の予備教育みたいなものですが、東福寺に隣接するかのようなこちらの幼稚園さんは何と言いますか京都らしい?そんな佇まいで。最初は人見知りでしたが、途中からはいつもの様子に安心しましたが滑り台はどうやら失敗でした。
さて、昨夜のワインは
・Chateauneuf du Pape’81 Roger Favier
当たり前かもしれませんが、個人的に意識しておりました価値観を嘗ての同僚が共通したもので持っていてくれることに嬉しさが。
今では私一人での個人店のワインバーになってしまいましたが、嘗てはソムリエが4人にシェフが2人、アルバイト2名ほどの仲間がおりました。私は誕生日やお祝いなど事有るごとに何かそれ相応の特別なワインを皆で楽しむ提供をしておりました。
で今回は以前のソムリエの寺林さんの来店に彼のこれも嘗ての部下の方ですね、ソムリエの試験に合格されたようで。
今回も何人かのお知り合いを含めて合格されており、もう如何なのでしょうか?2万人ほどの有資格者がおられるのかもしれません。懐かしさもございますが、そんな彼に寺林さんは産まれ年の’81を探され。ボルドーならば複数、ブルゴーニュは流石にそこまでされなくても。そんな中にお互いに好みのエリアのローヌに今宵のぴったりの1本が。
一時は比較的、お利口な価格でオールドを蔵出しされていたこの造り手も早い段階でリコルクを行うことで幾分オリジナルさに欠ける印象もございましたが随分セラーで休んでおりましたので。
開けたては、異常なほどの還元臭でしたが二口目からの印象はガラリと変わる動物的でありながらもタールや生肉に葉巻のヒュミドールの香りが幾重にも。当然ながらシガーが添えられたのは、言うまでも無く。
そう言えば、人のことは言えませんが寺林さんも少し太られたような?まあ、同級生の彼にも以前とは比べ物にならないくらい昨夜は酔ってもおりましたので、何時までも若くはないかと。’80年代のソムリエさんがたが活躍されるのも、もう直ぐでしょうし。
そう思いながらも彼のソムリエ合格記念にはクリュッグのヴィンテージ’90を楽しんだ記憶が。まだまだ、若く飲み頃とはとてもとてもでしたが。 R